思想としてのシェイクスピア 近代世界を読み解くキーワード50 河出ブックス

本橋哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624204
ISBN 10 : 4309624200
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
追加情報
:
232

内容詳細

シェイクスピアが時代を超えて人々を魅了し続けるのはなぜか。50のキーワードを手がかりに、100の場面を取り上げつつ、その作品世界と思想のエッセンスを1冊に凝縮した、新しいガイドマップ。

【著者紹介】
本橋哲也 : 1955年、東京生まれ。英国ヨーク大学大学院英文科博士課程修了。東京都立大学助教授を経て、東京経済大学教授(英文学、カルチュラル・スタディーズ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たかボー さん

    著者の受け持つ授業の指定教科書だったので。シェイクスピアは当時の観客に合わせた「売れる劇」を作らねばならなかったため、彼の作品の多くは観客が身近に感じられるような設定が多かったに違いない。これを踏まえて読んでみる。すると当時は血統や人種による差別が色濃く残り同一の集合の中でもまた差別的なものがあった、植民地の異人種に自分たちの言語を教え込むことは精神の征服とも重なる、といった例が読み解けてくる。思わず膝を打ってしまう読み解き方が多く、シェイクスピア作品をより深く楽しむことができるようになる一冊だと思う。

  • Daisuke HIROSE さん

    入門書っぽい顔つきですが、内容はかなりハイブロウです。中級者以上も愉しめる。秀逸。

  • tatsuki さん

    ハル×フォルスタッフか、フォルスタッフ×ハルか、それが問題(悩むところ)だ(笑)。予想よりも軽い読み物だったような、そうでもないような?女性学的視点に力が入っていたようにも思う。個人的にはもっとジェンダー・パニックを突き詰めて欲しかったかな。ホモ・ソーシャルないしセクシャルな意味での。

  • viola さん

    様々なキーワードで読み解くシェイクスピア。何がいいって、こういう本は研究する上で大きなヒントになりやすいこと。 著者の視点はかなり鋭くて、「すごい、誰もこれ、指摘してなかったんだけど!」ということをさらっと書けちゃうのが凄いのです。シェイクスピア作品は40でちゃんとカウントしているようでした。 ガイドブックというけれど、初心者向きではなくて、全作品読んで専門書かなり読んできた人向けに感じました。 著者のシェイクスピア関連書は要チェック。

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人物・団体紹介

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本橋哲也

1955年東京生まれ。東京大学文学部卒業、イギリス・ヨーク大学大学院英文科博士課程修了。D.Phil。現在、東京経済大学教授。カルチュラル・スタディーズ専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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