いのちに寄り添って 臓器移植の現場から

朝居朋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620321325
ISBN 10 : 462032132X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
追加情報
:
197p;19

内容詳細

“絶望”の中で生まれる、新しい“希望の物語”。「臓器移植の現場」を見つめ、支えつづける著者が、優しさに溢れる文章で贈る医療エッセイ。

目次 : 第1章 最期のときに(最期までかっこいいあなたで/ エンゼルケアとエンゼルメイク ほか)/ 第2章 臓器を提供するという決断(本人意思があっても悩む/ あの世のこと ほか)/ 第3章 ドナーファミリーとレシピエントのつながり(他の人を助けることは自分が助けられること/ 私の尊敬するレシピエント ほか)/ 第4章 臓器移植のこれから(臓器の移植に関する法律/ 外国人が日本の患者を救う ほか)

【著者紹介】
朝居朋子 : 社団法人日本臓器移植ネットワーク中日本支部主席コーディネーター。1966年、愛知県生まれ。愛知大学大学院修士課程公法学専攻修了(法学修士)。民間企業、法律事務所勤務後、1998年4月、社団法人日本臓器移植ネットワーク入社。関東甲信越ブロックセンター、東海北陸ブロックセンター(現在の中日本支部)、医療本部勤務を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • lily さん

    臓器移植コーディネーターを勤める著者の体験記。「目と耳と心で聴く」「絶望の中で希望を届けたい」など、長年勤めてきた仕事に誇りを持つ姿勢が伝わった。確かに難しい仕事であると思う。しかし、「改正臓器移植法が大きな進展になった」「最後に臓器移植をするのが本人にとって自然なことだと思えることが必要」など、臓器提供を前提とした死に偏りがちな感は否めない。海外でこの仕事は「死神」と揶揄されることもあるという。だからこそ、様々な配慮のもとに中立性を確保することが望ましいと思う。

  • えんもん さん

    この本を読んで、自分の臓器を提供する・しないの意思を固められたらいいなと思ったんだけど固まらなかった。別視点を考えさせられた。家族の臓器提供について。火葬後に「何も残っていないのを見て、でも腎臓?だけはどこかにある。」 ってことがどなたかの家族の話であったんだけどそういう考えがあるのかと目からウロコ。サンクスカードとかも。レシピエントが元気に幸せに生きていてくれたら嬉しいなって。親族優先提供したかったけど、合わずに結局他人に提供した人の話は、私もするなら親族にだったらいいって思ってたので知れてよかった。

  • 蓮花 さん

    人が脳死状態になって、突然に死に直面させられた家族が本人の臓器提供の意思表示に向き合うエピソードが平易な言葉で綴られている。角膜を提供すると死後の日常生活に困るのではといった心配をする家族、他人のためでなく、本人のために臓器だけでもこの世に残したいと希望する家族、死後とはいえ体を傷つけるのは可哀想と悩む家族。国民感情の分かれる臓器移植について、法令の手順を丁寧に踏みつつ、家族の気持ちに寄り添う臓器移植コーディネーターの役割を読み取る事ができました。

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朝居朋子

社団法人日本臓器移植ネットワーク中日本支部主席コーディネーター。1966年、愛知県生まれ。愛知大学大学院修士課程公法学専攻修了(法学修士)。民間企業、法律事務所勤務後、1998年4月、社団法人日本臓器移植ネットワーク入社。関東甲信越ブロックセンター、東海北陸ブロックセンター(現在の中日本支部)、医療

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