ウクライナを知るための65章 エリア・スタディーズ

服部倫卓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750347325
ISBN 10 : 4750347329
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
408p;19

内容詳細

目次 : 1 ウクライナのシンボルと風景(「ウクライナ」とは何か―国名の由来とその解釈/ 青と黄のシンボリカ―ウクライナの国旗・国章・国歌 ほか)/ 2 ウクライナの民族・言語・宗教(民族・言語構成―スラヴ、ゲルマン、ロマンスからテュルクまで/ ウクライナ人―その人類学的素描 ほか)/ 3 ウクライナの歴史(スキタイ―黄金に魅せられた騎馬民族/ キエフ・ルーシとビザンツ帝国―ウクライナの前史 ほか)/ 4 ウクライナの芸術と文化(国民詩人タラス・シェフチェンコ―ウクライナ民族の魂/ ウクライナを愛した女性たち―民族と国家の狭間で ほか)/ 5 現代ウクライナの諸問題(独立ウクライナの歩みの概観―東西の狭間で苦悩/ ウクライナの憲法・国家体制―大統領・議会・内閣・地域 ほか)

【著者紹介】
服部倫卓 : 一般社団法人ロシアNIS貿易会・ロシアNIS経済研究所副所長。1964年生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程(歴史地域文化学専攻・スラブ社会文化論)修了(学術博士)。社団法人ソ連東欧貿易会・ソ連東欧経済研究所研究員、在ベラルーシ共和国日本国大使館専門調査員などを経て、2017年から現職

原田義也 : 厚生労働省社会・援護局援護・業務課調査資料室ロシア語通訳、明治大学国際日本学部および東海大学教養学部人間環境学科自然環境課程兼任講師。1972年生まれ。大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士後期課程単位取得退学。文部科学省アジア諸国等派遣留学生、日本学術振興会特別研究員(PD)、早稲田大学国際言語文化研究所招聘研究員を経て、2008年より期間業務職員として厚労省勤務、2011年からは大学講師を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaoru さん

    緊迫するウクライナ状勢だが、本書はウクライナの複雑な歴史・文化・経済など65章に分けて紹介し、渦中にある国への理解を深める。2018年刊行のためゼレンスキー政権に関する記述はないが、2014年のマイダン革命やクリミア併合に始まる一連の事態が今回のロシアによる侵攻に繋がっているのがわかる。複雑な民族構成や歴史からロシアとの関係も一筋縄でいかないだろうが、この国に平和が訪れるよう願ってやまない。ウクライナに対する関心を世界が持ち続けることが大事であり、現地の人々もそれを望んでいると思う。研究者・商社員など→

  • 榊原 香織 さん

    ”その者、青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし”あれ〜、これってウクライナの国旗の色じゃないですか。 ご存知、ナウシカのラストです。 クリミア半島の一角、フニレー・モーレと呼ばれる塩分200%の海、これが腐海の元ネタだそうです。 ウクライナのイメージいっぱい、応援するならナウシカを前面に出せば良いかも  2018年刊

  • 花ママ さん

    ウクライナといえば、チェルノブイリ原発事故を思い浮かべるしかなかったが、今年2月24日に始まったロシアのウクライナへの一方的な〈大規模軍事作戦〉による軍事侵略を連日ニュースでみるたびに、何でこんなことがまかり通るのかという疑問が。本書は2018年に刊行され、その当時からすればウクライナを巡る情勢は大きく様変わりしているが、ウクライナという多民族国家の成り立ち、長い歴史の中でロシア帝国やソビエト連邦に組み込まれていた状況など、多少なりと理解することができた。とにかく1日も早く戦闘が終息してほしいです。

  • 鯖 さん

    セヴァスポートリがあるからクリミアは渡せないくらいしか分かってないので読む。ボルシチとかバター入りキエフカツとかだけ読んでいたかった…。オレンジ革命、ユーロマイダン革命、ドンバス紛争と端的にまとまった章を繰り返し読むとなんとなく分かってきて、でもやっぱりしんどくて天を仰ぐ。この国に生きてきた人々がゼレンスキー大統領を希望として選んだ理由も分かる。彼のチンポ弾き語りに大爆笑する人々の動画みてると、あの笑顔をどうか戻してあげたいと思わずにいられない。18年発行なのでゼレンスキーについての記載はなし。

  • かんがく さん

    日々入ってくるニュースを見て、読まずにはいられなかった。2017年の本。ユーラシア大陸の東西を結ぶ平原にあり古代から遊牧民がかけめぐった土地、ポーランドやオーストリアやロシアなどの大国に挟まれて支配された歴史、ソ連の過去とEUの未来の間で葛藤する現状、どれもが今起きている事態に繋がってくる内容だった。ナショナリズムや国民国家について考える良い具体例にもなった。

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