人類学で世界をみる 医療・生活・政治・経済

春日直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623051137
ISBN 10 : 4623051137
フォーマット
出版社
発行年月
2008年08月
日本
追加情報
:
21cm,303p

内容詳細

具体の人々の生活をもっと深く知ろうと渇望し、未知の暮らしへと思い切って足を踏み入れたとき、人類学することが始まる―。本書は、現代世界の身近なトピックを用いて「人類学する」ことを具体的に解説する。

目次 : 第1部 医療(在宅介護―家庭/社会という「幸福」を求めて/ セルフヘルプ・グループ―非同一的なコミュニティとしての ほか)/ 第2部 生活(自分探し―フィジーから考える/ 葬儀と葬儀社―死ぬこと、はたらくこと ほか)/ 第3部 政治(難民―現代ドイツの教会アジール/ 反日感情―国史認識とその相互作用 ほか)/ 第4部 経済(地域通貨―社会に埋め込まれた経済、再び?/ ビジネス・パーソンの経営学―ソフトな専門家の職業生活 ほか)

【著者紹介】
春日直樹 : 1953年生まれ。1981年大阪大学大学院人間科学研究科中退。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Saiid al-Halawi さん

    「自分探し」とか「貧乏」とか「代理母」とかの現代的なターム、それと「学問」と呼ぶにはおよそ不完全な経営学とか経営学とか経営学とか、そういうものに対してサブシディアルな価値判断を提示する本書。人類学っていうとレヴィ=ストロースとかボアズみたいな、神話素とかアルゴンキン祖語とかの未開の社会に分け入って・・・みたいなイメージしかなかったけど、そんなイメージを払拭してくる1冊でした。

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春日直樹

大阪大学名誉教授・一橋大学名誉教授

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