行政ってなんだろう 岩波ジュニア新書

新藤宗幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784005005864
ISBN 10 : 4005005861
フォーマット
出版社
発行年月
2008年02月
日本
追加情報
:
18cm,230p

内容詳細

歴史的な変遷を踏まえ、日本の行政制度のしくみをやさしく解説。政治と行政の関係、公共事業や福祉政策などの問題点を明らかにし、行政のあり方を提示。2000年以降の行政改革による省庁再編などを大幅加筆。

【著者紹介】
新藤宗幸 : 1946年神奈川県に生まれる。中央大学大学院修士課程修了後、東京市政調査会研究員、立教大学法学部教授などをへて、現在、千葉大学法経学部教授。専攻は行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒデミン@もも さん

    行政の試験に泣く。

  • ちくわん さん

    2008年2月の本。日本の行政について、制度、変遷、問題点など。しっかりしたレベル。この分野は明治維新に欧米(ここはイギリス?)の制度を導入し、太平洋戦争後にGHQが変え、今日に至る。租税の分配、国債の意味、法律と日常生活で扱われていることが学校ではただの「社会科」の知識でしかない気がする。現代を生きていくために必須な事柄であっても、決して学校では教えない。なぜだろうか?と思いつつ先に進もう。

  • モリータ さん

    ◆2008年刊。著者は行政学の専門家(千葉大学名誉教授)。「行政活動の原点をみたうえで、その活動がなぜ広がっていったのか、そこにはどのような問題が横たわっているのか、から出発」し、「この一〇年間の大きな変化をたどりながら、日本の行政の特徴と将来に残されている課題」を考える(「あとがき」より)。◆省庁再編や公務員制度、予算作成、特殊法人改革と民営化など新しく知るトピックも多かったのだが、全体として新自由主義と中央集権的行政構造を批判しつつ解説しているので、客観的なしくみだけを学ぶには読みにくい。

  • トッポ64 さん

    行政とは何か。歴史や機能、制度など幅広い観点から説明している本書。10年ほど前に書かれた本書においても、行政が肥大化するとともに市場原理をますます重視していることを問題視しているが、その流れはここ5年ほどで更に加速したことは間違いない。行政が本来やらなくていい仕事に気を取られて、本当にやらければならないことを等閑にしていないか。自省してみたい。

  • ひでき さん

    タイトルどおり、「行政」について書かれた本。政治との関係性、行政の体制、実際の行政がどのように行われているか、などが体系的に記述されている。筆者の主張は、小泉政権で推し進められた「小さい政府」への批判、NPOなどによる住民の行政に対する積極的な関与。その他参考になる記述多数あり。岩波ジュニア新書から出版されているが、普通の中高生には到底理解できない内容だろう。

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新藤宗幸

1946年、神奈川県生まれ。千葉大学名誉教授。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。専攻は行政学。東京市政調査会研究員、立教大学法学部教授、千葉大学法経学部教授、後藤・安田記念東京都市研究所理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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