「マスゴミ」って言うな! やや辛口メディア日記

斎藤貴男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784406067492
ISBN 10 : 4406067493
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
224p;19

内容詳細

報道界で育てられた者として愛を込めて。

目次 : 第1章 自称「報道機関」と権力―2019・9・2〜20・2・24(NHKは誰のものか/ 『週刊ポスト』に批判殺到 ほか)/ 第2章 「正しく怒る」ために―2020・3・9〜21・1・25(ウイルス禍と独裁政治/ モリカケ報道の手を緩めるな ほか)/ 第3章 「五輪大成功」自画自賛の裏―2021・2・8〜21・10・4(平和の祭典を凶器に変質される罪/ スクープ合戦に咲いた花 ほか)/ 第4章 何をすべきか考えさせる論陣―2021・10・18〜23・3・6(「新自由主義」は改められるか/ 童謡「おかあさん」を巡る投書から ほか)/ 第5章 物書きの一人として(蘇る戦場の鬼気 戦中派サスペンスをいま読む/ 大幅減益、リストラに揺れる産経新聞の研究)

【著者紹介】
斎藤貴男 : 1958年、東京生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国・バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。日本工業新聞記者、『プレジデント』編集部、『週刊文春』記者を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Isamash さん

    フリー・ライター斎藤貴男(日本工業新聞記者、プレジデント編集部、週刊文春記者)2023発行著作。政府の広報機関化している大手メディア批判がしごく真っ当に思われた。特にかつて自身もグループ内にいたという産経新聞の体たらく、そしてリストラ状況の描写が実にリアルで感心させられた。確かに紙の新聞の時代に伴う衰退は致し方ない部分もあるにせよ、軍事関連等稀に良いものもあるが、ネトウヨの戯言の様なその主内容自体が空虚で、メディアとしての存在意義が消失している様にも思える。フジテレビの現在状況にも、通ずるものがありそう。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    ジャーナリストの著者が、本来あるべきマスコミの姿を問う本です。 本来、国民のために真実を報道すべきマスコミ。しかし、彼らは自らの権力・利権を守るために保身に走り、スポンサーと国民にウケの良い報道だけをしています。 国民がテレビを観なくなり、新聞を取らなくなってきた現状を考えれば、マスコミには未来がありません。 たとえ国民からの税金を投入してでも、国民の為に真実を報道し続けるマスコミであって欲しいと考えますし、若い記者の奮起に期待します!

  • 静岡茶 さん

    保守層が増え新聞購読者が減り、売上激減、マスメディアの影響力が減少。この恨み辛みを安倍政権、その後の傀儡政権へぶつけた本。こりゃ結論ありきの偏向報道になるわけで、マスゴミと言われる所以がよくわかった。

  • 越部社長 さん

    現代の左派を代表するジャーナリストの1人斉藤貴男氏による、独裁的政治家やマスコミへの歯切れの良い批評の数々。最後まで読めば、それは単なる批判のための批判ではなくマスコミへのエールであることも分かる。

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