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ISBN 10 : 4532176204
Content Description
「東条英機は独裁者だったのか」「なぜ近衛声明を出してしまったのか」「大正期に肩身が狭かったはずの軍人がなぜ変貌したのか」―。素朴な疑問に答え、日本を敗戦に導いたエリート集団の失敗のメカニズムを、史実に基づいて解明する待望の昭和陸軍論。
目次 : 昭和陸軍・自壊の病理/ 第1部 戦争指導―戦略とガバナンスの不在(戦争指導の三つの視点/ 戦争指導者としての東條英機―戦略と権力の不在/ 辻政信―優秀なれど制御能わざる人材の弊害/ 勝敗なき戦場―華中日本軍の膠着)/ 第2部 変質―政治化のメカニズム(統帥権独立の呪縛/ 政治化の伏線―大正期陸軍軍人の意識構造/ 陸軍軍人はなぜ政治化したのか―戦前日本の政軍関係)/ 第3部 漂流―大局観なき対外政策(「国民政府ヲ対手トセズ」―近衛声明の謎/ 陸軍の日独同盟論―対ソ軍事バランスへのこだわり/ 独ソ不可侵協定は想定外だったのか―「複雑怪奇」の舞台裏/ 構想力なき戦争―大東亜戦争のなかの支那事変)
【著者紹介】
戸部良一 : 1948年生まれ、京都大学大学院博士課程単位修得退学、博士(法学)、防衛大学校教授、国際日本文化研究センター教授を経て、帝京大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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えちぜんや よーた
読了日:2017/11/16
泰然
読了日:2020/08/27
小鈴
読了日:2017/12/15
小鈴
読了日:2017/10/26
小鈴
読了日:2017/12/16
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