暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦 講談社現代新書

志村真介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062883061
ISBN 10 : 4062883066
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
208p;18

内容詳細

ある日出合った新聞の囲み記事、最初はひとり、まったく手探りの、社会を変える挑戦が始まった。すべての肩書き、立場から自由になれる「暗闇での対話」から、人間関係の意識も変わる。

目次 : 第1章 ダイアログ・イン・ザ・ダークとの衝撃的な出合い/ 第2章 開催まで。六年半の試行錯誤/ 第3章 日本版、走り出す/ 第4章 見えているもの、見えていないもの/ 第5章 大規模開催から常設化を決心する/ 第6章 常設化への壁/ 第7章 常設化。どん底からの再出発/ 第8章 価値を転換させる装置/ 第9章 一休みして考えた

【著者紹介】
志村真介 : 1962年生まれ、関西学院大学商学部卒。コンサルティングファームフェロー等を経て1999年からダイアログ・イン・ザ・ダークの日本開催を主宰。1993年『日本経済新聞』の記事で「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と出合う。感銘を受け発案者ハイネッケに手紙を書き日本開催の承諾を得る。日本初開催後、一〇年間短期イベントとして開催。視覚障がい者の新しい雇用創出と、誰もが対等に対話できるソーシャルプラットフォームを提供。2009年東京・外苑前で常設開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • も さん

    ダイアログ・イン・ザ・ダークは、完全な闇の中で、視覚障害者をアテンドに様々な体験をするイベント。私達は五感を使っていますが、視覚に偏重してしまいがち。しかし、聴覚や嗅覚に集中するときは目を閉じます。それにより視覚以外の感覚が鋭敏になり、いつもは気づかなかった音や匂いを感じることができます。しかし、視覚障害者にとって闇は日常。DIDが面白いのは見える人と見えない人の立場が逆転すること。誰も何も見えないので関係はフラットですが、闇の中の生活に長けた視覚障害者は必然的に来場者を援助する側に回ります。

  • なるみ(旧Narumi) さん

    先日、ダイアログ・イン・ザ・ダークに参加してみたので読んでみました。なんだかさらっと読了してしまい、中身があまり頭に入ってきませんでした。

  • ひろ☆ さん

    ダイアログ・イン・ザ・ダークの運営サイドの話。企業の研修に使ったりして、利益を出しているとのこと。今見ていると、一般の方は、人数が埋まっていない時間帯もあるように見えるが、どうなんだろうか。

  • 読書実践家 さん

    見えてないものと見えているものがあって、それを理解した上で現代の便利なツールを活用していけたらいいと思った。

  • ネムル さん

    あまり考えたことがなかったが、目の見えない人たちの意見に逆説的に驚かされた。「彼ら(視覚障害者)は最初、「目が見える人たちが暗闇の中に入った瞬間からなにもできない人になってしまう」という現実にかなり戸惑っていたようです」「アテンドにしてみたら、暗闇の中にいるときも外にいるときもまったく同じ自分です。しかし中と外で社会的評価があまりに違うので、どちらを信じていいのかわからずに混乱することが多かったようです」このあたりの問題から、ダイアログ〜の常設へ舵取りがなされたとか、なるほど。

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志村真介

1962年生まれ、関西学院大学商学部卒。コンサルティングファームフェロー等を経て1999年からダイアログ・イン・ザ・ダークの日本開催を主宰。1993年『日本経済新聞』の記事で「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と出合う。感銘を受け発案者ハイネッケに手紙を書き日本開催の承諾を得る。日本初開催後、一〇年間短

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