安倍「一強」の完成 ドキュメント平成政治史

後藤謙次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000281799
ISBN 10 : 4000281798
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
510p;19

内容詳細

政治記者歴40年の著者が豊富な取材メモをもとに平成時代の政治を描く、政界ノンフィクションシリーズ。本巻では、平成時代最後の政権にして憲政史上最長となった第二次安倍政権の前半期を詳細に描く。5年ぶりに政権に復帰した安倍晋三は、第一次政権の反省にもとづき、政権維持のため、さまざまな策を講じた。巧みな人事で党内反対派の動きを封じ込め、小刻みに衆院を解散。勝利することで求心力を高めた。さらに野党を分断・弱体化させ、内閣人事局を使って官僚を支配、メディアに対しても圧力を強めた。盤石な政権基盤を確立した安倍は特定秘密保護法や安保法制を成立させ、2016年の参院選でも大勝し、ついに悲願の憲法改正が視界に入ってくるが、突然、天皇が「退位」を表明する…。

目次 : 国政選挙連戦連勝/ チーム安倍始動/ 改憲への小手調べ/ 安倍一強体制の確立/ 憲法解釈の変更/ 不意打ち解散/ 戦後七〇年の大転換/ 安保法制の成立/ 日韓慰安婦合意/ 伊勢志摩サミットとオバマ広島訪問/ 小池旋風/ 総裁任期延長へ

【著者紹介】
後藤謙次 : 1949年生まれ。1973年早稲田大学法学部卒業。同年共同通信社入社。自民党クラブキャップ、首相官邸クラブキャップ、政治部長、論説副委員長、編集局長、TBS『ニュース23』キャスター、テレビ朝日『報道ステーション』コメンテーター等を歴任。現在はフリーの政治ジャーナリストとして活躍。共同通信客員論説委員。白鴎大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    2014年に刊行された『平成政治史』全3巻は、第二次安倍内閣が成立した平成24年末までが記された。もちろん、その後も平成は続いたわけで、続刊が待たれていたのだが、令和も5年となった現在、ついに4巻目が刊行された。当然、第二次安倍政権がここでは描かれている。サブタイトルに「安倍「一強」の完成」とあるが、憲政史上最長となる政権がいかに築かれていったかの検証が成されることとなる。官邸主導と呼ばれる構造が「一強」を許したと言えるわけだが、安倍晋三の老獪さは後藤謙次が指摘するように、(つづく)

  • バウライオン さん

    待望の平成政治史続編である。 第二政権は安倍一強と呼ばれるが、巧みな政権運営や選挙戦略があったからこそだと気づかされた。 高村正彦、菅義偉、麻生太郎、甘利明の4人を中心に政権は回るわけだが、石破包囲網や安保法制の成立など老獪な技がすごいと思わざるえない。 しかし、常に一枚岩だったわけではなく、麻生との消費増税延期の攻防や閣僚の辞任劇などピンチはあった。 選挙に強い安倍が選挙に勝ちそのピンチを超えていく。 安倍と仲が近くない二階俊博の扱いも上手い。 これを読むとそりゃ長期政権になるよねと理由が分かる。

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