Galatea Quartet : Tango -Argentinian Tangos Arranged for String Quartet

ガラテア四重奏団の最新アルバムは、
リズミカルで豊かな調和によるアルゼンチン・タンゴ

圧倒的な演奏能力をもち、スイスを拠点としてユニークな活動を展開しているガラテア四重奏団。音楽へのアプローチやジャンルに独自の演奏姿勢で話題を浴びていますが、新録音はアルゼンチン・タンゴの名品集。いずれも往年の名タンゴで、このアルバムのために、新鋭作曲＆アレンジャーであるパブロ・フラゲラとトマス・ニーネらが新たにアレンジ。彼らの素晴らしい技術的熟練だけでなく、各楽器のキャラクター、個人のキャラクターも活かされた、独創性が際立った演奏です。
　ガラテア四重奏団はチューリッヒの若手メンバーによって2005年に結成。カルミナ四重奏団、アルテミス・カルテットなどに師事。すでにジュネーブ国際音楽コンクール、大阪国際室内楽コンクール、スイス・ミグロ室内楽コンクールなど多くの賞を獲得し高い評価を受けているだけでなく、ハイドンからピンク・フロイドの幅広いレパートリー、現代音楽の初演や、元ディープ・パープルのジョン・ロードなどとも共演し話題となっています。第1ヴァイオリンの坪井悠佳は、14才でイギリスのイェフディ・メニューイン・スクールに留学。スペインのサラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール第2位、チューリッヒ、キヴァニス・コンクール・ヴァイオリン部門第1位、パドヴァ国際音楽コンクール・ソロ部門、室内楽部門共に優勝しており、現在チューリッヒ国立高等音楽院で世界的名教師ザハール・ブロンに師事しアシスタントを務めています。（輸入元情報）（写真 輸入元提供）

【収録情報】
1. オスバルド・フレセド：わが命の君
2. フリオ・デ・カロ：愛しい土地
3. チャルロ：渡り鳥
4. オラシオ・サルガン：彼女を口笛で呼ぼう
5. フランシスコ・デ・カロ：狂乱のボヘミアン生活
6. ビセンテ・グレコ：ラーシン・クルーブ
7. アルフォンソ・ラクエバ：心に秘めて
8. ルシオ・デマレ：明日は船出
9. カルロス・ディ・サルリ：老いたミロンゲーロ
10. ファン・カルロス・コビアン：洒落者
11. エンリケ・デルフィーノ：グリセータ
12. エドゥアルド・ペレイラ：マダム・イボンヌ
13. オラシオ・サルガン：ドン・アグスティン・バルディ
14. アンセルモ・アイエタ：家畜の囲い
15. エンリケ・サントス・ディセポロ：青春の夢

　ガラテア四重奏団
　　坪井悠佳（ヴァイオリン）、サラ・キルヒェンマン（ヴァイオリン）
　　フーゴ・ボルシュヴァイラー（ヴィオラ）、ユリア・キルヒェンマン（チェロ）

　録音時期：2017年9月18-20日
　録音場所：チューリッヒ、571スタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）