一国の首都 他一篇 岩波文庫

幸田露伴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003190357
ISBN 10 : 4003190351
フォーマット
出版社
発行年月
1993年05月
日本
追加情報
:
15cm,237p

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読書メーターレビュー

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  • kthyk さん

    露伴は東京を改革発展させてゆく上で最も重要なのは、東京市民一人一人の「自覚」と書く。昔の江戸っ子は「べらんめい、こちとら江戸っ子でい」と啖呵を切ってみせたものだが、都市の存立は市民としての誇り、自覚、自らが住む都市に対する愛情と責任感こそが、その都市を発展させる根源的な原動力。江戸時代の遊郭は、今日のネオン街や都市の片隅にある単なる遊興の場ではなかったのだ。そして、東京が江戸の二の舞にならないためには、芸者というものから目をそらしてはならないとし、露伴は並々ならぬ気迫をこめて興味深い都市論を展開していく。

  • ほーりー さん

    「一国の首都は例えば一人の頭部の如し。」高層ビルとあふれる広告についての記述は特にないのがなんだか不思議。

  • NORITA さん

    やっと読み終わったorz首都東京の理想像を事細かに論じていて、為政者・住民両者にとって現代においても大いに学ぶべきところのある傑作論文。そして風俗の話でしめくくりw

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幸田露伴

1867・8・22〜1947・7・30。小説家。江戸下谷生まれ。別号に蝸牛庵ほかがある。電信修技学校を卒業し、電信技手として北海道へ赴任するが、文学に目覚めて帰京、文筆を始める。1889年、「露団々」が山田美妙に評価され、同年発表の「風流仏」、91〜92年の「五重塔」等で小説家としての地位を不動のも

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