顳〓草紙 串刺し 角川ホラー文庫

平山夢明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041024362
ISBN 10 : 4041024366
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

濃霧の湖の中、兄妹が乗るボートに近づく水音と、湖面から這い上がろうとする手「霧嫌い」。事故で視力を失った鍼灸師が見た、人形の影。その後部屋に立ち篭める異臭の正体とは「蛍火」。八百屋の軒先につながれた奇妙な猿に掴まれると、決まって家から死人が出る。ある日、猿が裾んだ相手は…「予言猿」。心霊現象でも人間の狂気でもない、怪談実話の新境地を拓く。それはコメカミとコメカミの間に宿る、かつてない恐怖体験談。

【著者紹介】
平山夢明 : 1961年生まれ。週刊誌記者を経て94年にノンフィクション『異常快楽殺人』を発表し、96年に『SINKER沈むもの』で小説家としてデビューする。2006年に「独白するユニバーサル横メルカトル」で日本推理作家協会賞短編部門受賞、07年版「このミステリーがすごい!」国内編第1位。09年刊行の『ダイナー』で大藪春彦賞、日本冒険小説協会大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みや さん

    心霊でも狂人でもない、何だかよく分からない奇妙でコクのある『顳顬と顳顬の間が拵えたようなゾッとした話』を59作収録。魅力的な表紙に惹かれて楽しみにしていたのだが、拍子抜けだった。59話もあるのに、どれも全く怖くない。他人から聞いた実話怪談を纏めた形式になっており、1話ずつが非常に短いので軽く読めるが、胸に刺さる作品は無かった。「怖いから……。」「厭な本」は、もう少し長く丁寧に書かれたら、面白くなるかもしれない。MF文庫ダ・ヴィンチ版の表紙も、お洒落で好き。

  • hope さん

    ★★★★ 平山さん4作目。夏だし。怖い話もいいよね、と。ショートショート59品(多いよ)。読み進める毎にもっと刺激が欲しくなって止まんない。怖いというより不思議な内容が中心だけど、そこは流石平山氏。ホロっときたり、イラッとしたりしつつ、最終的には絶叫マシンで酔った気分(乗ったことないからイメージだけどね)。短い話ばかりで浅い内容のはずなのに、俺の中の深いところに“残る”。

  • NAO さん

    ぞわぞわでした。不思議だし、怖いです。

  • こら さん

    初の平山夢明。霊でもなく、狂人でもない怪談を集めた実話怪談集。そりゃ無いでしょという話も多いが、最後まで何なのか解らない話が多いのは、解らないものが一番怖いと言う証左かもしれない。

  • H!deking さん

    おー、心霊ものとはまたちょっと違う不思議なエピソードの数々。いま殺りにゆきますを読んだばっかりだから少しライトに感じるけど、なかなか面白い内容でした!これで近所のなんとかオフとか、なんとかセンターいとうの平山夢明コーナーは全部制覇してしまったwまたあちこち探しますw

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