テラフォーマーズ 悲母への帰還 JUMP j BOOKS

平山夢明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087033946
ISBN 10 : 4087033945
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
257p;19

内容詳細

〈最強〉SF漫画『テラフォーマーズ』と
〈最恐〉作家・平山夢明との
〈最凶〉コラボ!


『独白するユニバーサル横メルカトル』で日本推理作家協会賞、
「このミス」1位、『ダイナー』で日本冒険小説協会大賞、
大藪春彦賞を受賞、『異常快楽殺人』などのノンフィクションでも知られ、
実話怪談も数多く手がける、日本文学界きっての鬼才・平山夢明が『テラフォ』を激筆!
〈恐怖〉を知り尽くした著者による、〈悪夢〉のような物語が幕を開ける…!


2599年、『バグズ2号』が火星に向かったころ。一人の〈少女〉が宇宙へと旅立った。
名前はギィ、9歳。目的は〈母〉を探して火星に行くこと。ところが、密航した宇宙船は暴力が支配する人殺しの船。
少女は謎の〈料理人〉に命を握られ、やがて火星に近づくにつれ、
船では〈虫〉が蠢き始める…。絶望の果てで、少女は祈る。愛する母に逢うのを夢見て。


【著者紹介】
貴家悠 : 1988年神奈川県生まれ。2011年ミラクルジャンプにて『テラフォーマーズ』掲載、デビュー。同作の原作を手がける。2013年「このマンガがすごい!」オトコ編で第1位を獲得

橘賢一 : 1977年埼玉県生まれ。2007年週刊ヤングジャンプ誌上にて『ラッキーセブンスター』を連載

平山夢明 : 1961年神奈川県生まれ。1996年『SINKER―沈むもの』で小説家としてデビュー。2006年『独白するユニバーサル横メルカトル』で第59回日本推理作家協会賞短編部門受賞、同名の短編集が2007年版「このミステリーがすごい!」国内第1位を獲得。2010年には『ダイナー』で第28回日本冒険小説協会大賞と第13回大藪春彦賞を受賞。ノンフィクションの他、実話怪談も数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Bugsy Malone さん

    平山夢明さんの新作ということで漫画の方を慌てて読みながら、映画も観てからの読了。鼻っから痛くて残酷なシーンが続き、相変わらず炸裂し続けながら話しは進みます。でもそんな描写の中にあるろくでなし達の優しさはやっぱり平山さんです。正に「ダイナー」、「テラフォーマーズ」版といった感じ。原作との違和感はさほど無く、上手く取り入れて平山ワールドを展開していたと思う。ただゴキブリより人間の方が怖った。そこもやはり平山さんだったなぁ。

  • 眠る山猫屋 さん

    平山夢明によるテラフォーマーズのスピンオフ。従来のGは一体しか登場しないが、火星の衛星ダイモスで別進化を遂げたGがパニックを煽る・・・ということかな?地球の貧富の差は相変わらず、原作通り人類の徳は全くもって進化していません。そんな地球から密航したギィ、火星にいるある人≠探してますが、宇宙海賊に取っ捕まります。さらに海賊より強い略奪船に捕まります。この辺りまでは、まさに平山節。血みどろでぐちゃぐちゃで、パーツ飛びまくりで、連続ゴア。気分不快なのに、物語は何故か爽やか。科学的考察も原作よりかなり上。

  • カネコ さん

    原作の漫画シリーズとかは未見。 殺されないため知恵を働かせる女の子がコックと愉快な人たちと組む『ダイナー』が軸で、映画『エイリアン』1作目2作目を足して好き放題やってて、ただただ微笑ましいの一言。前半はもうとにかく景気良く恐ろしい人が登場&退出し、終盤では蟲により死体の山が出来上がるような大惨事になり相も変わらず無茶苦茶。そこが良いんだけど。 小さな女の子が不条理な目に遭い、それでいて社会的弱者であるが故の絶望を抱える登場人物と、平山夢明要素てんこ盛りでした。おもしろかったです。

  • あも さん

    後書きでテラフォーマーズらしいという文脈で「テラフォってる」と評されているが…いやいやちょっと待て!テラフォってないわ!笑。一応、じょうじも出てくるといえば出てくるけど、原作漫画のテラフォーマーズはほとんど関係ないほぼほぼ純度100%の平山夢明的ナンセンスグロ小説。宇宙海賊に虐待され、ひたすらひどい目に遭わされ続ける少女に、生理的にウッと来るグロいバトルに心理的にウッと来る描写の数々。結末が軟着陸なのが配慮の結果か。あー、ひどかった(褒め言葉)。後、挿絵の蓮コラ状態のイラストが気持ち悪すぎた(褒め言葉)。

  • のけつ さん

    平山夢明に惹かれ購入。漫画を読んでいないので原作との差異や違和を感じることなく独立した物語の様に楽しめた。あまり期待はなかったけど、変わらぬ平山節の炸裂にいつの間にか夢中になりあっという間に読み終えてしまった。原作ファンの方からは色々と物言いが付くのかもしれないが、自分には良質のエンタメ小説だった。

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