破戒の連鎖 いびつな絆が生まれた時代

工藤明男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800225504
ISBN 10 : 4800225507
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
311p;19

内容詳細

●解説
 累計17万部の大ベストセラー『いびつな絆 関東連合』の少年編が登場! 東京中を制圧してやる……時は“失われた10年”の真っ只中、場所は1990年代半ばの東京・山の手地区(杉並区、世田谷区、渋谷区etc.)。襲撃、報復、抗争、チーマー制圧、渋谷マネーへの侵食……。都内不良少年の世界で「食物連鎖」の頂点を目指した関東連合「伝説」の幹部が、少年期の野望と転落、そして逃亡の軌跡を綴った悔恨の回想録! 大都会の閑静な住宅街からなぜ凶暴な集団が? いまも敵対派閥から命を狙われる著者が、関東連合「凶暴化」の舞台裏を決死の思いで克明に描いた「第一級のノンフィクション」! 関東連合10代の群像劇!

●工藤明男プロフィル
 東京都生まれ。杉並区出身の元関東連合リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界から政界に至るまで幅広い人脈を持ち、複数の企業の筆頭株主として投資と企業コンサルタントの仕事を主としてきた。関東連合の資金源と目されてきたが、処女作『いびつな絆 関東連合の真実』(2013年7月、14年1月に宝島SUGOI文庫所収)刊行直後から、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(暴対法)における保護措置により保護対象者に。現在は関東連合と決別し、作家として執筆活動を続けている。「工藤明男」は筆名。

●目次
第1章 邂 逅
 渋谷センター街に現われた黒い集団=^渋谷の守護神≠jとの一触即発/第三方面交通機動隊/ヘリコプターから降り注いだ大量の光/事件の揉み消し依頼……
第2章 非 道
 宮前愚連隊と永福町ブラックエンペラー/「関東連合は集団で女を林間巣」/バイクの説盗技術の輸出=^見立真一の狂気が芽生えた頃/閑静な住宅街の崩壊家庭/「勝ちさえすれば何でもあり」……
第3章 報 復
 敵対チームの自宅を奇襲/二度目の少年院送致を免れる/東京全域でタイマン最強の男  /「ワキガの王様」と「残虐王子」/アウトローブロガー≠フ戦意喪失/カジノ強盗の教訓……
第4章 制 圧
 チーマー支配/潤沢な資金源を得て勢力拡大/「くぉらー! さらえさらえー!」/「このまま耳を削ぎ落としてもいいんだぞ」/エンペラーは「向後睦会」、宮前は「二率会」/石元太一との出会い……
第5章 野 望
 渋谷のKの放免祝い=^館長と初めて会った夜/吉本興業の芸人を恐喝/キム兄弟との抗争の始まり/都内暴走族の地域性/全狂連の集会に金属バットの雨……etc.
第6章 破 戒
 包丁はどこだ!?/さらわれた!/全員で報復を誓う/決戦の夜/バックレ会議/誰か助けてくれ、捕まりたくない/終焉の時……
外伝 〈渋谷のK〉と呼ばれた時代
 「ヤバイい人なんでしょ?」/Kの生い立ち、その真相/渋谷サブカル人脈/プリクラおやじ≠ニK……


【著者紹介】
工藤明男 : 東京都生まれ。杉並区出身の元関東連合リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界から政界に至るまで幅広い人脈を持ち、複数の企業の筆頭株主として投資と企業コンサルタントの仕事を主としてきた。現在は関東連合と決別し、作家として執筆活動を続けている。「工藤明男」は筆名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 澤水月 さん

    「私もまた、関東連合の現役時代に固執する者の一人なのかもしれない」。わかっておいでではないか。昭和53、54年で大きい世代差。杉並と世田谷と用賀の争い…狭く本人たちに重要な世界。U、Iと続けて読んできたが直観で感じた、Uはやはりかなり…と改めて思う

  • GAKU さん

    「いびつな絆」とあわせて、図書館で借りた。暴走族時代の悪さを暴露。喧嘩はともかく、レイプは下衆の極み。本当の悪になれない、つるむ事しか能の無い連中。ある意味可哀想。読んで損した連作でした。

  • うぃっくす さん

    不良の流儀やら勢力図とか恐ろしすぎてわたしは一生陰キャでいいわと思いました。昔って子供だけでゲーセンいくとカツアゲされるからやめとけみたいのあったよね、今はどうなんだろ。

  • 鷹図 さん

    世評を気にしてか、自身の犯した殺人事件について巧妙に回避する姿勢が、過去を悔いる言葉を上っ面だけに感じさせる。またキム兄弟との因縁がさほど詳しく書かれていないので、兄弟の人となりが見えてこない。兄弟側の手記も読みたいところ。懺悔録ではあるが、こういう「俺も昔は悪かった」本は、書いてる本人の悪人度に応じて笑えなくなる。ただ著者が自身のルーツを知るため、見立と共に祖父の故郷の島を訪ねた、というエピソードがさらりと書かれるのだが、まるで映画の一場面のようでしんみり…。執筆予定の立身出世篇も、正直楽しみではある。

  • かい さん

    裏社会に潜む実態を具に感じることができる。不良漫画ワーストを愛しよんでいたがやはり実際は漫画で語れるようなものではないが。暴走族やヤクザの世界には汚い金や大人に操られて利用される少年。大人社会の反映がそこにはある。またその少年たちの生い立ちにも興味があったが思ったより普通の家庭が多いがやはり親からの愛情の不足。歪みの影響を感じる。筆者は言葉では反省を述べるがそれは責任の取れるようなことではない。こういった情報を元に社会、大人、政治家は反省をすべきであろう!

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工藤明男

東京都生まれ。杉並区出身の元関東連合リーダー。IT・芸能の分野で活躍。経済界から政界に至るまで幅広い人脈を持ち、複数の企業の筆頭株主として投資と企業コンサルタントの仕事を主としてきた。関東連合の資金源と目されてきたが、処女作『いびつな絆 関東連合の真実』(2013年7月、14年1月に宝島SUGOI文

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