「新しい戦争」とは何か 方法と戦略

川上高司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623074426
ISBN 10 : 4623074420
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
330p;21

内容詳細

新しい戦争、新しい技術は何をもたらすのか。各国別、安全保障のイシューごとに「新しい時代の戦争方法」をマクロ的・ミクロ的に論じる。

目次 : 第1部 新しい時代の戦争方法(「混迷するアメリカ」と世界―新たな戦いの始まり/ 新時代の核戦略―「一般抑止」と「核のノーム」/ 軍隊の新しい主任務―HA/DRと平和活動/ LAWS(致死性自律兵器システム)の戦争/ 新時代の政軍関係/ 軍事力と経済力―経済力万能神話の消滅と代替可能性の終焉)/ 第2部 各国の「新しい戦争」観と戦略(アメリカ流の戦争方法―「2つの戦争」後の新たな戦争方法の模索/ 日本流の戦争方法―ソフト・パワーと日本の国家戦略/ ロシア流の戦争方法―「ハイブリッド戦争」/ 中国流の戦争方法―習近平政権下の軍事戦略/ 北朝鮮流の戦争方法―軍事思想と軍事力、テロ方針/ トルコ流の戦争方法―地域安定の主要なアクター/ 湾岸諸国による新たな積極行動主義―体制転換の脅威と対テロ政策の拡大/ 中東・北アフリカ地域の戦争方法―武装勢力の動向から/ インド・パキスタンの戦争方法―「核の下での通常戦争」をめぐる動き/ ベトナム・フィリピンの戦争方法―大国の狭間に置かれた中小国の戦略/ チェコスロヴァキア流の戦争方法―1938年の失敗と日本外交への教訓)

【著者紹介】
川上高司 : 1955年生まれ。大阪大学博士(国際公共政策)。Institute for Foreign Policy Analysis(IFPA)研究員、(財)世界平和研究所研究員、防衛庁防衛研究所主任研究官、北陸大学法学部教授を経て、拓殖大学大学院教授・同大学海外事情研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Meistersinger さん

    ハイブリッド戦争とか、これから(日本にも)起こり得る戦争事態を説明。

  • 蟹 さん

    前半は対テロ戦争や軍事における新技術、ハイブリッド戦争などについて。後半は各国のケーススタディといったところ。前半はオバマ政権下で書かれたものであり、今の目で見るとどこか懐かしさすら感じる部分がある。一方で後半は、湾岸諸国の積極的な安全保障政策の背景や、印パの通常戦力についての戦略などバラエティーに富んでいる。北朝鮮の常備兵力は過大に見積もられており、60万程度ではないか、そしてその水準は米韓同盟とのバランスによるものではないかとの指摘は、北朝鮮政府の安全保障観について考えさせられる。

  • カラカラ さん

    2016年1月の出版にもかかわらず、所々論じられている論旨が古く感じられた。しかし、これは本書が悪いわけではなく、改めて国際政治の変化の速さを再認識させられた。トランプ大統領の誕生、北朝鮮の暴走とEUの混迷、たった一年で世界情勢がガラッと変わってしまったからだ。私が特に興味深く読んだのは、第5章であり、新時代における政治と軍の関係については、今の日本にとって、深く議論していくべきことではないだろうか。はたして、文民とは誰であり、何をするべきなのか。国家とテロ集団の戦争に終わりはあるのか。

  • Keiichiro さん

    新しい戦争について、これまでは対テロ自衛戦争のことをさすのかとだけ思っていたが現状ではさらに広義に捕らえられていることがわかった。そのことにより、軍隊のあり方や作戦形態にも大きな影響を及ぼしていることも理解できた。

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