日本政治学出版の舞台裏 編集者竹中英俊の闘い

岩下明裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763421678
ISBN 10 : 4763421670
フォーマット
出版社
発行年月
2025年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

政治学の一時代を築いた、ある出版人の証言

京極純一、升味準之輔、佐々木毅、猪口孝氏ら名だたる政治学者の編集担当であり、時代を画するシリーズ『現代政治学叢書』『講座国際政治』を世に送り出した稀代の編集者。東京大学出版会を基盤に、「知」と「人」と「社会」を結び続けたその編集思想、そして1980年代以降の日本政治学・出版界の苦闘のドラマが語られる。

【著者紹介】
岩下明裕 : 1962年熊本市生まれ。宮崎、鹿児島で暮らし、九州大学法学部を卒業。山口女子大学(現・山口県立大学)に就職後、北海道大学スラブ研究センター(現スラブ・ユーラシア研究センター)に異動。長崎大学グロバールリスク研究センター長を兼務。聞き取りをベースとした仕事にも関心をもち、『領土という病』『ボーダーツーリズム―観光で地域をつくる』(ともに北海道大学出版会)で実践。学生時代にマルクス主義法学・政治学を学び、変動の時代こそ国家論政治学が必要と確信する

竹中英俊 : 1952年宮城県大崎市生まれ。1975年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1974年に財団法人東京大学出版会に就職。委託製作部門を経て、1980年に編集局編集部に異動、1992年に編集部長、1998年に編集局次長、2000年に編集局長、2005年に常務理事・編集局長、2012年3月退任、同会常任顧問(2015年3月まで)。2015年4月より竹中編集企画室を主宰(今日まで)、2017年5月より北海道大学出版会相談役(今日まで)。この間、「横断媒介」をキー概念として、人と人とを結ぶ出版を基点に立った編集企画を目指した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みんな本や雑誌が大好き!? さん

    東大出版会で長年、書籍編集者だった竹中氏へのオーラルヒストリーというか、対談(時に鼎談)型式で現役時代のことを尋ねています。書籍編集者として、様々な筆者との出会い、思い出深い本への言及など、いろいろとあります。丁々発止的な武勇伝というほどのものはないにせよ、いわゆる作家や物書きの本を出している商業出版社の編集者とは違う、学者相手の編集者・出版世界を描き出しているところが、類書が少なく面白い点だと思いました。しかも、その編集分野が「政治学」というから、政治学科卒業の私にとっても個人的にも関心が深くなります。

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