穢れの森の魔女 黒の皇子の受難 集英社オレンジ文庫

山本瑶

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086804394
ISBN 10 : 4086804395
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;15

内容詳細

グリフィス王国第二王子エドワードとミアが結婚した。初恋の人と結ばれるなんて、これ以上の幸せがあろうか?
そんな幸福の絶頂のさなか、ミアは呪いを受けた。それは「恋しい人と結ばれることはできない」という残酷な呪い……。
エドワードに微笑みかけたいのに顔はこわばり、駆け寄りたいのに足がすくむ。もともと感情を豊かに表現する娘だったミアは別人のようになりエドワードは失望し……。
すれ違いの日々はついに、ある悲劇を招く。エドワードの妹、フランセットが殺されたのだ。その犯人の嫌疑をかけられたミアは、国を追われて…!?
腹心の騎士キリアンらを伴い、ミアは故郷であるレイトリンを目指して一路、北へ向かう。故郷でミアたちを待ち受けていたものとは? そして、明かされる呪いの秘密、ミアの真実の愛の行方は…!?
守りたいものがある者だけが、この運命を超えていく……! 炎のような少女のロマンティック・ファンタジー第二弾!

【著者紹介】
山本瑤 : 「パーフェクト・ガーデン」で2002年度集英社ノベル大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    すれ違いの日々の先にあった悲劇。母国が戦争を起こし、エドワードの妹フランセットが殺されて、犯人の嫌疑をかけられたミアが母国への脱出を図る第二弾。腹心の騎士キリアンらを伴い、故郷であるレイトリンを目指して一路北へ向かうミア。故郷に帰ったミアたちを待ち受けていたもの、明かされてゆく呪いの秘密、そしてミアの真実の愛の行方。今回もまた過酷で激動の展開でしたけど、淡い思いに決着をつけたミアの成長があって、物語としての今後の方向性も見えてくる中でミアが抱いた思いは呪いを乗り越えられるのか、続巻に期待したいと思います。

  • 陸抗 さん

    呪いのことをエドワードに告げれないゆえのすれ違いが続き、更に呪われた人物が現れ悲劇が起きる。呪われた人達が集まるっても生まれるのは悲劇だけでは無かったけど、ミアにどこまで試練を課すのか。キリアンの記憶は戻ったけれど、魔女の秘密は未だに残り、続きが気になる。

  • よっしー さん

    キリアンの秘密、ミアの母親が受けた呪いの事も分かった一冊でした。キリアンとミア、この二人の事を考えると良かったと言える展開なのかもしれませんが、エドワードとの関係を考えると素直に良かったと言えない所がありますよね。ただ、ミアとキリアンがお互いの気持ちを隠して日々を過ごす事となりそうですが、イバラの呪いはどうなるのでしょうか?続編を気長に待ちたいと思います。

  • tomtom さん

    前巻が出たひと月後に発売されていてその後1年以上経っていたのでてっきり完結しているかと思って読んだのに、あれれ?魔女の話や荊に覆われている都の話など解決していないけど。キリアンの生まれの話とかはっきりして、結婚出来たらいいのに。二人が真実の愛で呪いを解いちゃうとかないのかな。

  • はなりん さん

    前巻、母国が嫁ぎ先に戦争を仕掛け、更に王女殺しの罪を被せられ、エドワードとはすれ違ったまま逃亡ってところで続く…だった。逃亡中に出会った隣国の王子は同じく呪いがかけられていて、母国に帰り着くも戦争は敗戦が濃厚でキリアンまで前線に。次々話が展開し、呪いの事、母女王の事、キリアンの過去などわかった事もあるけど、解決はしていない。エドワードも妹の真相を知らないままだし。続きはあるのかしら?

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山本瑶

『パーフェクト・ガーデン』で2002年集英社ノベル大賞佳作受賞

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