河内と船場 メディア文化にみる大阪イメージ

山本昭宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623097845
ISBN 10 : 4623097846
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

高度経済成長期に小説・映画・テレビなどのメディア文化にあらわれた大阪イメージがどのような編み直しをくりかえしながら定着していったのか。
ステレオタイプな大阪イメージの起源に迫り、衰退著しい翳りゆくまちの来し方行く末をみつめる。


【著者紹介】
山本昭宏 : 1984年奈良県生まれ。現在、神戸市外国語大学外国語学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • うつしみ さん

    中心としての船場、周辺としての河内を対置し昭和の文芸を軸に考察する。昭和初期には船場の豪商は阪神間に居を移し、ステレオタイプの大阪は河内に取って代わられる様になった。戦後は他県からの労働者も流入し猥雑な都市文化が栄えると共に、高度成長期の時代精神が結びつき、がめつい、ど根性等のイメージが付加されていった。東京に対する周辺としての大阪という現実も相まって、小説や映画がその印象を増幅し固定化し、現在のいわゆる大阪観が形成されたのではないかと。河内音頭・鉄砲節はそんな猥雑な昭和の大阪が凝縮されたような唄である。

  • takao さん

    ふむ

  • 呑司 ゛クリケット“苅岡 さん

    大阪に限らず地方文化と言うものは、その土地に人が居て成立するものだから、過疎化した順番にその文化は消え果ててしまう。この著作はおもろい・がめつい・ど根性中田純情・反骨精神な大阪文化を河内と船場の比較の中に見い出そう時々している。今東光の河内、山崎豊子の船場や悪名や日本アパッチ族などの映画など、描かれた大阪文化だけが懐かしむ人に残っていることが感じられた。

  • sa10b52 さん

    各種述べられている書籍をあたってないと難しい。自分は細雪しかわからず。封建的な船場的性質がローカルな河内的に移り変わったとの説。でも各筆者が本当に同じこと考えて共通認識を持っているか?ちょっとわかりづらい。

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山本昭宏

1984年奈良県生まれ。現在、神戸市外国語大学外国語学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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