ブラック・ライブズ・スタディーズ BLM運動を知る15のクリティカル・エッセイ

山本伸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784990775551
ISBN 10 : 4990775554
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;19

内容詳細

BLM運動自体の解説はもちろんのこと、奴隷制とその廃止、リンチと暴力の歴史、公民権運動、文学に描かれた世界の黒人表象の解釈、コミックやアニメ、近年の映像などのポップカルチャー批評を通して、BLM運動に至る長く複雑な歴史的背景を理解し、差別や偏見、抑圧や侮蔑に抗う先人たちの苦闘とその意味を知る15の論考集。

目次 : 偉大な国の未熟な文化―リンチと銃と原爆と/ 階層と差別の重層構造/ 緊急寄稿 ジョージ・フロイドの死をめぐって思うこと/ 第二の公民権運動としての「ブラック・ライブズ・マター」運動―黒人の二極分解を乗り越え、真の平等を求めて/ 受け継がれる尊厳―ダグラスからキング、そしてオバマへ/ 世界と私の間に―リチャード・ライトの自己表現への渇望/ ジミーよ今生きていたら何を思う?―ジェイムズ・ボールドウィン『白人へのブルース』/ 人種表象のセンチメンタリティに抗して―『ダンボ』と「ピンクの象のパレード」/ アーロン・マッグルーダーの『ブーンドックス』―黒人問題を内部から描くコミックスとアニメ/ ジョン・ルイスのBLM運動における遺産―視覚的・物語的メディアとしてのコミックスとの関連から/ ポスト人種とヒップホップ/ 日本における黒人の運動に対する共感と黒人イメージの変化―小説西野辰吉「米系日人」(一九五二)の黒人表象を中心に/ お玉杓子はジョン・ブラウンの子―替え歌としての「ジョン・ブラウンの屍」/ 『海底二万里』のテロリスト―ジュール・ヴェルヌの奴隷制批判/ 人種差別と欧米型近代

【著者紹介】
山本伸 : 東海学園大学教授

西垣内磨留美 : 長野県看護大学名誉教授

馬場聡 : 日本女子大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 灘子 さん

    1(最後のやつもいいけど、有色人種「男性」の話ばかりだったこともあってちょっと疲弊)編いいのがあったけどそれ以外は微妙。歴史を振り返るにはちょうどいいと思うけど、公民権運動があったのになぜ差別が残ってるのか(なぜ彼らは殺されるのか)っていう問いには答えられてない。結局日本のアカデミアも白人中心主義のものの見方が捨てられず、さらに輪をかけて男性中心であることに気づいていない。逆にすごいわ。 1番初めのやつキモすぎた。アメリカの病理〜ってやつ無理。

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