人類の自己家畜化と現代

尾本恵市

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784409530283
ISBN 10 : 4409530283
フォーマット
出版社
発行年月
2002年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,201p

内容詳細

現代人は快適さを追求してついに家畜化した!歯や顎の退化、抵抗力の減退、感性の衰弱、個性の喪失とクローン化…現代文明と「人類の自己家畜化」との本質的な関係と問題の所在を、第一線の研究者が学際的に解明する。

目次 : メタファーとしての自己家畜化現象―現代文明下のヒトを考える/ 人間の自己家畜化を異文化間で比較する/ 自己家畜化の認知的側面/ 清潔すぎることの危うさ/ いま、子どもの口の中に何が起きているか/ ヒトにとって教育とは何か―自己家畜化現象からの視点/ ペットと現代文明/ ヒトの未来

【著者紹介】
尾本恵市 : 1933年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。理学博士、ph.D.東京大学理学部教授(人類学)を経て、国際日本文化研究センター教授として「日本人・日本文化」に関する学際研究を行う。現在、桃山学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tomomi Yazaki さん

    人類自己家畜化。よく言われますが、どこがそうなのか、何故そうなのか、そして今後どうなるのかという疑問を、各分野の専門家が独自の理論で解説します。家畜化とは言うけど自然淘汰が働かないから、当然、種としての劣化は避けられない。そうなるとナチスや植松被告の思想が正しくなり、ある意味家畜より悲惨。同時に教化しやすくなるが、これは最近気づき始めた人もいます。途中、寄生虫博士の藤田先生が登場。寄生虫排除と言葉狩りの話は興味深かったけど、本書の趣旨とのつながりが不明。結局、自己家畜化って結論ありきの幻想なのでしょうか。

  • マネコ さん

    人類の変化と家畜の変化の類似性を指摘した本です。さまざまな分野の専門家が面白い視点で「人は家畜化している」と追及する本は他にないので、ぜひ多くの人に読んで貰いたいです。 読後感としては納得感と一種のバイアスで関連性を決めつけているだけなのか、判然としませんでしたが面白いことには変わりないので折りをみて再読します。

  • GASHOW さん

    ブラック企業などで過労死が問題となると、人類そのものを社会が家畜化しているかもしれない。人類のなかでも民族に差があり、フランス、日本、アフリカの比較が面白い。フォーク・スプーンは機能特化でだれでも使える。箸は習得がむずかしい。てづかみ・・・・。人への負荷が民族によってちがう。フランスの労働は契約なので感謝はない。日本の労働は当たり前なので際限なくつかわれる。2編は面白かった。衛生仮説の話が何故かはいっていて興ざめもあった。

  • hannah さん

    “日本は本質的に人間の多様性には否定的な文化なのではないか。” なるほど〜! だからそういう文化の影響にしっかり浸ってきた年代の人たちはそういう思考なのね、

  • 名前ちゃん さん

    タイトルはかっこいいけど亜流若者論やらネットダメ論やら満載 文章は玉石混交

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