安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ 集英社新書

尾中香尚里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087211870
ISBN 10 : 4087211878
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
追加情報
:
320p;18

内容詳細

コロナ禍の今、日本は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以来の国家的危機に直面している。
この歴史的な国難に対して、当時首相であった安倍晋三と菅直人はどのように対処したのだろうか。
危機に際して国民に何を語り、国民をどう守るかは政治家の最優先事項であり、時の政府の姿勢は、国民に対する本音を浮き彫りにする。
安倍元首相は常々、民主党政権を「悪夢」と呼んでいたが、はたして安倍政権は菅直人政権をこんなに非難できるほど優れていたのか。
そこで、両者の「危機の認識力」「国民への言葉」「権力の使い方」「補償」など個々の対応を徹底比較し、危機における、あるべきリーダーシップを考察。
最後に安倍政権を引き継いだ菅(すが)政権のコロナ対応も評価する。
10年前の記憶・記録を掘り起こすことで、今の自民党政権の“実態”が明らかになる!

【著者プロフィール】
尾中 香尚里(おなか かおり)
1965年、福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、毎日新聞社に入社し、政治部で野党や国会を中心に取材。
同部副部長として、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故における菅直人政権の対応を取材した。
2019年に退社し、現在は共同通信47NEWS、週刊金曜日などに記事を執筆。
共著に『枝野幸男の真価』(毎日新聞出版)。

【著者紹介】
尾中香尚里 : 1965年、福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、毎日新聞社に入社し、政治部で野党や国会を中心に取材。同部副部長として東日本大震災と福島第一原発事故における菅直人政権の対応を取材した。2019年に退社し、現在は共同通信47NEWS、週刊金曜日などに記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • バーバラ さん

    菅直人首相と安倍晋三首相がそれぞれ東日本大震災とコロナ禍という日本社会が体験した未曾有の危機に際して執った行動を比較した本。際立つのは被害を最大限に想定し国民の不安ややり場のない憤りに寄り添い続けた菅氏とコロナが社会に与えたダメージを過小評価し国民に対する補償を渋りついには政権を投げ出してしまった安倍氏の違いだ。菅氏とて無謬ではなく批判されるべきところもあった。しかし全責任を背負って直面する危機から逃げず震災と原発事故に立ち向かった菅氏と安倍氏ではリーダーとしての器が違いすぎると改めて思った。

  • どら猫さとっち さん

    東日本大震災の最中の管直人、新型コロナ禍の最中の安倍晋三。この二人の首相は、非常事態のなか何を導き、国民に印象づけたのか。二人の政権を検証して、首相またはリーダーの在り方を問う政治論。改めて、自民党の安倍・管政権の狡猾さがあまりにも露呈して気が滅入る。民主党も批判はあったが、非常事態のなかでのやるべきことはやった。本当のリーダーとは何か、本書を読めば自ずとわかるはずだ。

  • hideto さん

    2011年に起こった東日本大震災、2020年から始まったコロナ禍。ともに日本を揺るがし、大きく世の中のあり方を変える出来事に直面した際、時の首相がどう対応したかを比較し、問う内容。「なんて面白い視点なんだろう。」と思い、興味をもったので読み始め。思い起こせば東日本大震災の時の政府の対応は、当時としては納得いかず、不満に思うことも多々ありました。しかし、今のコロナ禍の対応と比べてみると、随分マシに思えるのが不思議なところ。これから数年経ち、コロナ禍の政治がどう評価されるのか、注目したいです。

  • ponnnakano さん

    菅直人は前例の無い危機に、原因は自分になくても責任は自分にあると考えて対処したと思います。批判を受けるのが確実と分かってても記者会見をし国会を開いた。国民のためにやらなきゃいけないことがあるから。安倍晋三は責任は感じるもので取るものでない(しかも本当は感じてもいない)という無責任さを最大限発揮。批判を受けるのが嫌で会見はしない、国会も開かない、嫌になったら勝手に辞めて気が向いたらまたやろうとする。失敗は国民のせい成功は自分のおかげ。菅直人は人としても政治家としても真っ当で、安倍はってもう書いてて嫌になる。

  • ホッティ さん

    今日はもう一冊、尾中香尚里さん「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」集英社新書を読了。 これは2011年の東日本大震災と2020年のコロナショックを政府の対応という観点から比べている書籍です。 結論としては、菅さんががんばっていたことと安倍さんの体たらくを再確認できました。 この書籍は是非読んでもらいたい一冊ですよ。文句なしにオススメです。 2011年は埼玉でも計画停電で大変だったことをおもいだしました。 今頃ですが、2011年当時の枝野官房長官と福山官房副長官の書籍を読めば良かったと思いました。

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尾中香尚里

1965年、福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、毎日新聞社に入社し、政治部で野党や国会を中心に取材。同部副部長として、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故における菅直人政権の対応を取材した。現在はプレジデントオンライン、週刊金曜日などに記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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