言ってはいけない宇宙論 物理学7大タブー 幻冬舎新書

小谷太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344984851
ISBN 10 : 4344984854
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
278p;18

内容詳細

2002年小柴昌俊氏(ニュートリノ観測)、15年梶田隆章氏(ニュートリノ振動発見)と2つのノーベル物理学賞に寄与した素粒子実験装置カミオカンデが、実は当初の目的「陽子崩壊の観測」を果たせていないのはなぜ?また謎の宇宙物質ダーク・マターとダーク・エネルギーの発見は人類が宇宙を5%しか理解していないと示したが、こうした謎の存在を生むアインシュタインの重力方程式は本当に正しいのか?元NASA研究員の著者が物理学の7大論争をやさしく解説、“宇宙の今”が楽しくわかる。

目次 : タブー1 陽子崩壊説/ タブー2 ブラック・ホール大爆発/ タブー3 エヴェレットの多数界解釈/ タブー4 異端の宇宙/ タブー5 ダーク・マターとダーク・エネルギー/ タブー6 量子重力/ タブー7 人間原理

【著者紹介】
小谷太郎 : 博士(理学)。専門は宇宙物理学と観測装置開発。1967年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。理化学研究所、NASAゴダード宇宙飛行センター、東京工業大学、早稲田大学研究員などを経て大学教員。教鞭を執るかたわら、科学のおもしろさを一般に広く伝える著作活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    面白かったが、残念ながら他ですでに知っている話が多かった。この手の解説本が面白いかどうかは他の読書体験に大きく依存する。専門家の間では公然の秘密だけど、あまり一般人が知らないような理論の弱点を明かしてくれる本なのかと期待したが、宇宙論の最先端を丁寧に解説するという(期待に反して)きわめてまっとうな本だった。

  • 樋口佳之 さん

    今年のノーベル物理学賞に触発されて積ん読解消。が直接「もつれ」についてのお話はありませんでした。/波動関数が、観測の瞬間に収束するのはどういう仕組みによるのか/観測問題は量子力学がまだ不完全であることをしめしている/生きている間に次のステップが見えて来て欲しいもの

  • びっぐすとん さん

    とても面白かった。もちろん物理など全く理解できない私だが、最近話題の素粒子、量子力学、超ひも理論、マルチバース理論などを素人に解るよう簡単に説明し、矛盾する部分、検証出来ない部分などを解説してくれる。著者はアチラ側(物理畑)の人なのにコチラ側に立って「そんな説明じゃわかんないよね、天才物理学者じゃないんだからサ」というところを教えてくれる。正解がわからないこそ、賛否両論ながらどんな理論も発表出来る、性悪な人間でも論文は公正に評価される。真実を知りたい気持ちが最優先。日進月歩の宇宙論、今後も目が離せない。

  • inami さん

    ◉読書 ★3.5 3月14日(3.14かπの日だな・・)、”車いすの天才物理学者”「スティーブン・ホーキング博士」の死去が報じられた。”心からご冥福をお祈りいたします”さて、本書は、現代物理学の問題点を指摘し、何が問題なのかを解説している。ホーキング博士の「ブラックホール蒸発理論」に関すること、お馴染みのミクロな物体の物理法則「量子力学」易しく説明されても”わからん・・笑”、それに宇宙空間の正体はいまだに解明されていない(物質の約5%しかわかっていない)、などなど疑問?だらけ!だからこそ宇宙は素晴らしい!

  • Sato さん

    タイトルから橘氏の本を連想されるが、違う人です。辛口ではないのですがムズイです ゆっくり読んでも理解できそうにないし、浅く広く解説しようとしてるのでさくっと読み切り深掘りしてみたければ別の本で・・・です。

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