僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること ハンディ版 新時代の教養

小泉悠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784052061400
ISBN 10 : 4052061403
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

■戦争が身近になった今、すべての人に読んでほしい一冊

ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの戦闘、北朝鮮の核・ミサイル開発――日本に住む子どもたちにとっても、戦争は当事者として直接的・間接的に直面する課題にほかなりません。そこで本書では、ウクライナ戦争を例にとり、なぜ戦争が起こるのか、戦争を起こした国は憎まれ続けるべきかなどのテーマを、やさしい言葉と図解を用いて解説します。

■本書の3大特色

・ウクライナ避難民への取材をもとにした漫画
各章の冒頭と巻末に、計40ページの漫画が入っています。ウクライナ避難民の女子中学生と、日本の男子中学生の交流を描いた物語です。主人公の悩みや葛藤に共感し、戦争を自分ごととして考えるきっかけになります。

・なぜロシアはウクライナに攻め込んだのか? わかりやすく解説
ロシアの軍事研究を専門とする小泉悠さんを監修に迎え、ロシアがウクライナに侵攻した理由、ロシアとアメリカの関係、ロシア・ウクライナ両国民の声、長引く戦争の行方などをわかりやすく説明しています。

・豊富な図解とイラストで世界の戦争がわかる
「なぜ戦争は起こるの?」「話し合いで解決できないの?」など、戦争にまつわるギモンを豊富な図解とイラストを使って解説しています。ウクライナ戦争に加え、パレスチナ紛争や北朝鮮の核・ミサイル問題も取り上げています。

■監修者・小泉悠さんの言葉

爆弾が降ってきたり、たくさんの人が傷つき死んでいく様子を、毎日のように目にするようになりました。目を背けたくなるような現実にどんな視線を向けたらよいのか。そして、そんな現実をどう変えていくのか。この一冊が考えるきっかけになると思います。

■各章概要

・第1章 なぜ戦争は起こるの?〜ロシアとウクライナを例に考える〜
2022年2月24日、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を開始しました。なぜこのようなことが起こってしまったのでしょうか。両国の歴史をさかのぼって説明します。

・第2章 戦争は遠い国の話じゃない
戦争は遠い国の出来事ではありません。日本も約80年前まで、たびたび戦争をしていました。太平洋戦争が起こった理由や、今も続く基地問題・領土問題を解説します。

・第3章 争いのない世界のために
日本に生きる私たちは、世界の戦争と決して無関係ではありません。世界平和のための政府・企業の取り組みや、私たち一人ひとりにできることを紹介します。

【著者紹介】
小泉悠 : 東京大学先端科学技術研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りらこ さん

    ハンディ版。元の版が出版されたときにウクライナ侵攻はいつ終わるのかという記述があり、そこから事態が変わらず、昨日などは最大級の攻撃があったとニュースで見た。戦争を知らない世代がほとんどだ。知らないからこそ、どのようなものなのかをきちんと知ること。自分に何ができるのか自分事としてとらえられること。不条理は「ない」と思っている側が語るのではなく、そう思っているなら想像力を働かせて相手の立場を慮れること。若者向けのこの本だけど、そうじゃない層も今一度読んでみよう。総論賛成各論反対にならぬように。

  • 緋莢 さん

    ウクライナからやって来た転入生の少女・アンナ。彼女が描くひまわりの絵に興味を惹かれた涼太は話しかけ、交流を始める。だが、広島への修学旅行にアンナが参加しないと知った涼太たちクラスメイトは、彼女が戦争のことを思い出したくないのではないかと考え…ウクライナの少女が転入してきたことと、広島への修学旅行をきっかけに戦争について 考える学生の漫画と、戦争”についての様々なことを書いたパートで構成されています(続く

  • ichigomonogatari さん

    若い人に戦争について知ってもらうことを目的に、もともとは学校図書館に向けて作られた本だが、増補加筆して2025/8に一般書店向けにも出版することになった。4つの章からなり、章ごとにまずテーマに沿った漫画があり、そのあといくつかの問いに対しての詳しい解説、という構成になっている。章の終わりにコンパクトなまとめがありわかりやすい。ロシアのウクライナ侵攻を中心にまとめられているが、日本の行ってきた戦争や戦後の米軍基地や自衛隊などについて、また、平和の意味、国連とは、ガザについてなど内容は多岐にわたる。

  • みさと さん

    涼太の通う中学にロシアによる軍事侵攻から逃れてウクライナから避難してきたアンナが編入してきた。国民総動員令により出国できない父親一人を残してきたアンナ、故郷ハルキウの絵を描いて心を慰める。そんな彼女の姿に、何ごとにも無関心で面倒臭がり屋だった涼太の心が変わり始める。広島への修学旅行で聴いた被爆者の体験。平和学習で来校した難民支援NPOの代表を務める若者との出会い。戦争を遠い国の物語ではなく身近な我がことと感じるように。文化祭でのクラス企画にウクライナ体験カフェを提案し、みんなと力を合わせて中心的に動く。

  • HALO360° さん

    今話題のウクライナ戦争から日本の太平洋戦争まで簡潔に、そしてわかりやすく解説しており、安全保障や国際政治の中高生向け入門書としても使えそう。こういった話題はどうしても怪しい情報がつきまとうのだが、小泉悠氏の監修とのことで、信頼できるものとなっているのもありがたい。

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