基本情報
内容詳細
最近、中国は海からだけではなく、空からも日本の尖閣諸島に侵入してきています。
日本と中国の関係は日々、緊張が高まっています。実は、こうした事態を裏で
演出している人物がいます。それが、何とアメリカ大統領のオバマ氏です。
アメリカ経済を立て直すには、巨大産業の軍需企業を盛り立てなければならないのです。
軍需産業が儲かる、それが今のアメリカにとって喫緊の課題なのです。
尖閣諸島に衝突があれば、アメリカのオスプレイは活躍し、世界中から
発注が飛び込み、軍需産業は儲かるわけです。これは中東戦争、
古くは真珠湾攻撃のケースでも繰り返されてきたと著者は指摘します。
今、中国はボーイング社のB787発注キャンセルを外交カードにアメリカに対抗しようとしています。
ドイツのメルケル首相にはエアバスを大量発注し、オスプレイの対抗機種の開発、技術の導入を狙っています。
ここでは、私たちの知らない、激烈な外交が繰り広げられています。
本書はこうした実態を明らかにするとともに、日本、アメリカ、そして中国の行方を占います。
【著者紹介】
小河正義 : 航空評論家、元日本経済新聞社編集委員。1943年3月生まれ、香川県高松市出身。慶応大学文学部卒。日本経済新聞社で航空、運輸担当記者として活躍。ボーイングの全盛時代をリードしたフィリップ・コンデイットCEOと親しかった。同氏を主賓に1994年秋「日米航空の夕べ」を企画、立案。官界、産業界の航空関連幹部たち850名が一堂に会したイベントは日本の航空界とボーイングの関係を揺るぎのないものにし、中部国際空港プロジェクトを加速させた。独特の航空・軍事情報には定評がある
国谷省吾 : 国際ジャーナリスト。1960年12月生まれ、東京都出身。アジア系企業の国際コンサルタントを務める。米中関係に詳しく著書に『日中衝突』(実業之日本社)『ネクストイレブンはアメリカの壮大な国家戦略だった』(同)がある。早稲田大学政治経済学部卒業後、大手新聞社に入社、中国などの海外特派員などを務めた後、退社して独立。中国情報では独自の情報源があり、20年前に早くも日中の軍事対立を予測した『日中衝突』は中国語翻訳版が中国、台湾で極秘出版され話題となる。また、月刊誌で掲載された時局評論記事が反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
小河正義
航空評論家、元日本経済新聞社編集委員。1943年3月生まれ、香川県高松市出身。慶応大学文学部卒。日本経済新聞社で航空、運輸担当記者として活躍。ボーイングの全盛時代をリードしたフィリップ・コンデイットCEOと親しかった。同氏を主賓に1994年秋「日米航空の夕べ」を企画、立案。官界、産業界の航空関連幹部
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