わが“アホなる”人生 中村哲医師との出会い

小林晃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883443253
ISBN 10 : 4883443256
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
小林晃 ,  
追加情報
:
20

内容詳細

幼い子ども二人を連れ家族で
ペシャワールに赴任した医師の
苦闘と迷いの人生

ここに来る人も
含めて、バカですよ。
しかし、バカもおらんと
世の中面白くないしね。(中村哲医師)


私は夢への第一歩を踏み出してはみたものの
「ペシャワール中退」になりましたが、
現地の四年間で多くのものを得ることができました。
帰国後の人生を振り返りますと、迷いながらも
いくらか自由に生きることができ、それなりに
人生のやり直しができて幸せだったと思います。(小林 晃)

【著者紹介】
小林晃 : 大阪府立天王寺高校を経て奈良県立医科大学卒業。1997年3月から2001年6月まで、福岡市のNGOペシャワール会の派遣でパキスタン、ペシャワールのPMS(Pesawar‐kai Medical Service)病院にてアフガン難民、ハンセン病患者の診療に携わる。現在、鹿児島県大島郡徳之島町にある宮上病院に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KK さん

    中村哲医師との交流を通じて、意志の柔らかい〈アホ〉が、確固たる〈アホ〉に変わる。経験して、失敗して、それでも目の前のことから逃げない。自分が中村哲医師から受けた薫陶が、次の世界に引き継がれる。途中の医学に関する内容は論文を概要を読んでいるようで挫けかけたが、最後の20ページくらいは、ここをもっと膨らましてほしいと思うくらい良かった。

  • たっとちゃん さん

    中村哲さんの生きざまを改めて実感し考えさせられました。人も自然の一部である。それは人間内部にあっても生命の営みを律する厳然たる摂理であり、恵みである。科学や経済、医学や農業、ありとあらゆる人の営みが自然と人、人と人の和解を探る以外、我々が生き延びる道はない。今の混沌とした世の中、トランプ騒動をみるにつけ、考えさせられることがありました。せめて私も一隅を喜びとして、今を生きたいものです。

  • 健康平和研究所 さん

    お遍路さんや何か新しいことをしたくなった

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