なぜ「田中さん」は西日本に多いのか 日経プレミアシリーズ

小林明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532262570
ISBN 10 : 4532262577
フォーマット
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
211p;18

内容詳細

東日本には「佐藤・鈴木」が多い、○藤と藤○は起源が違う、名前が「陽子」なら1970年代生まれ、イスカンダルの語源はアレクサンダー、アメリカ人が愛する名前はマイケル―。日本と世界の名前と名字に係わる法則を解明する、目からウロコの面白セミナー。

目次 : 第1章 なぜ「田中さん」は西に多いのか―名字にも西高東低(佐藤姓は大名がいなかったから広がった―都道府県別ランキング/ なぜ東日本に○藤さんは多いのか/ ○藤と藤○の謎―実は異なる起源/ ヤマザキ、ヤマサキはどこで分かれる?―東日本「濁り」の法則/ 北に北さん、東に東さん、南に南さん―名字のミステリースポットを歩く)/ 第2章 陽子さんは1970年代生まれ―名前のトレンドの法則性を解明(心星、愛月、詩空…読めない名前はなぜ増える?/ 清さんは戦前のメジャーネーム―男性名の流行100年史/ 70年代で終わった「子」の時代―名前で分かる女性の生まれ年/ はると君は21世紀の人気者―「音」で読み解く流行の法則/ 女性名、2音に人気のわけ―キラキラにも法則?/ 「さとうひろし」は1万人以上―ニッポンの社長、多い名前と出身地は?)/ 第3章 クーパーさんのご先祖は?―世界の名字の謎を解く(米国で最も多いのはスミスさん―米国版名字に歴史あり/ チャイコフスキーは「チャイカ家の」という意味―世界の「名字の謎」)/ 第4章 欧米の名前興亡史―マイケルの時代は終わった(ジョージ王子の誕生で異変?―英国王室と名前の流行/ マイケルが凋落?―米国名前ランキングの変遷/ ジェニファーさんは40代?―米国女性の年齢も名前で分かる?/ イスカンダルはアレクサンダー!―名前の変化にロマンあり)/ 附表 99年分人気の名前ランキング(男性・女性)

【著者紹介】
小林明 : 日本経済新聞社生活情報部編集委員。1987年日本経済新聞社入社。長野県出身。慶應義塾大学経済学部卒。流通経済部、政治部、国際部、伊ミラノ支局長、消費産業部次長などを経て現職。伊ボッコーニ大学研究員。2013年伊日財団より「ウンベルト・アニェリ新聞雑誌賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yamatoshiuruhashi さん

    表題を初めとして日本のみならず世界の苗字事情についての本。「田中」は農地の多さによる。同じ藤原氏の流れでも佐藤、遠藤氏は佐渡、佐野、遠江など地名に由来し、斎藤、工藤などは伊勢役所など役職、仕事に由来する。東日本は○藤が多いが、西日本は藤○が多くこちらは藤原氏よりも地形による。「山崎」「中島」など東日本では「ヤマザキ、ナカジマ」と濁音となるが、西日本は「ヤマサキ、ナカシマ」と清音となることが多い。その理由は、という具合に名前の蘊蓄が並び、欧米圏の名字、名前、東アジアの名前まで。楽しい一冊。

  • 宇宙猫 さん

    ★★★ 苗字についての本。佐藤さんが多い理由が面白かった。日本って名前の数が異様に多い国だから、由来を調べると面白そう。海外編は大したことなかった。

  • いちろく さん

    佐藤さん、鈴木さん、高橋さんという名字の方が多いのは知識として知っていたのですが、都道府県別のランキングで見た時に、上位の名字分布が異なる事に驚きました。それは何故か?という考察もあり思っていた以上に読み応えもありました。過去99年分の名前ランキングだけでなく、流行の名前の傾向解説や、米国英国の名前ランキングの記載もあります。ちなみに私の名字の人は一万人に1人以上の割合でいるはずですが、親戚以外で同じ名字の人にお会いしたことはないです。

  • Minamihama さん

    新しい情報はなかった

  • Nobu A さん

    小林明著書初読。14年初版。日本人の名前学(と呼んで良いのか分からないが)だけに留まらず漢字圏の中国と韓国、そして英語圏や他のアルファベット言語使用国まで網羅。タイトルが興味を唆る。隠れ商魂だよな。雑学満載。農村地帯から田中、森林地帯から山本が拡散。山崎・中島「ざき/さき&じま/しま」の濁音・清音差の理由。隣国で同姓同名が多い訳。海外でも時世に流行る名前が多いあるあるネタ。加えて、近年のキラキラネーム増加の考察。奇しくも今正に政府が戸籍法規制の動きにある。好機に楽しく読了。本サイトの繋がりに感謝。

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小林明

日本経済新聞編集委員。1987年日本経済新聞社入社。長野県出身。慶応義塾大学経済学部卒。流通経済部、政治部、国際部、伊ミラノ支局長、消費産業部次長などを経て現職。伊ボッコーニ大学研究員。2013年伊日財団より「ウンベルト・アニェリ新聞雑誌賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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