田園に死す ハルキ文庫

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894566804
ISBN 10 : 489456680X
フォーマット
出版社
発行年月
2000年04月
日本
追加情報
:
131p;16

内容詳細

人はどこから来て、どこへ行くのだろう、青春とは―。30歳の寺山修司が、短歌を詠うという孤独な営みの果てに生み出した記念碑的歌集の初文庫化。生い立ち、故郷、肉親への怨恨をこめて詠う自伝、恐山・犬神・子守唄・山姥・家出節の五章の他、「新・病草紙」「新・餓飢草紙」併録。

目次 : 恐山/ 犬神/ 子守唄/ 山姥/ 家出節/ 新・病草紙/ 新・餓鬼草紙

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 双海(ふたみ) さん

    以前、別の本で読んだ内容でした。「新・病草紙」「新・餓飢草紙」が好き。「死の日よりさかさに時をきざみつつつひに今には到らぬ時計」・・・なんていうのかな、うん、いいね。

  • 鮎 さん

    【メモ】大工町寺町米町仏町母を買ふ町あらずやつばめよ/新しき仏壇買ひに行きしまま行方不明のおとうとと鳥/地平線縫ひ閉ぢむため針箱に姉がかくしておきし絹針/売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野くとき/間引かれしゆゑに一生欠席する学校地獄のおとうとの椅子/生命線ひそかに変へむためにわが抽出しにある 一本の釘/ほどかれて少女の髪にむすばれし葬儀の花の花言葉かな/村境の春や錆びたる捨て車輪ふるさとまとめて花いちもんめ/見るために両瞼をふかく裂かむとす剃刀の歯に地平をうつし

  • HAL- さん

    前衛的短歌集。いくつか詠んでみて、波長の合った歌についてボーっとしながら言葉の暗喩を考えるの楽しい!! そこで初めて気が付くのだ。言葉に映した思考の飛躍の凄まじさ…っ!「あぁ、天才はホントに頭おかしいのだなぁ…」とつくづく感じる一冊。

  • にゃお さん

    懐かしそうに子供時代の田舎の話をする年配者、汚染された故郷を離れない人々、故郷とは人にとってなんなのか?最近自分の中で考えていたこと。故郷がテーマの作品と知り今回作品を初めて読みました。衝撃的で息をするのも忘れて引き込まれてしまいました。光と闇なら闇の世界。風土や人間の業それらが短い歌の中に見事に表現されていた。知らなかった知りたくなかった世界、知らなければいけないかも---心の底から怖かったから。[私は憎むほど故郷を愛していたのかも知れない]ネガティブな思いを芸術にする鋭い感性の人だと知りました。

  • 葛 さん

    2000年4月18日第1刷発行 著者:寺山修司 発行者:角川春樹 解説:吉本隆明 発行所:株式会社角川春樹事務所 印刷・製本:中央精版印刷株式会社 フォーマット・デザイン:芦澤泰偉 表紙イラストレーション:門坂流 装画・装幀:和田誠 昭和40年に白玉書房より刊行

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人物・団体紹介

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寺山修司

青森県弘前市生まれ(1935〜1983)。日本の詩人・歌人・劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰。青森高校在学中より俳句、詩に才能を発揮。早稲田大学教育学部に入学(後に中退)した1954(昭和29)年、「チェホフ祭」50首で短歌研究新人賞特選を受賞。歌人、脚本家、演出家、映画監督、写真家、エッセイスト

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