寺山修司歌集 現代歌人文庫

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772001908
ISBN 10 : 4772001905
フォーマット
出版社
発行年月
1983年11月
日本
追加情報
:
19cm,207p

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    かつて、'60年代後半から'80年代前半にかけて寺山修司の率いる劇団「天井桟敷」は、世界の演劇界を席巻していた。残念ながら、それをライヴで見ることはできなかったが(もっとも、今も他の劇団による寺山劇の再演はしばしば行われている)、幸いにも彼の残した短歌と俳句は相当な数に上るものがある。短歌は、寺山らしい魔的で情念的な暗さを持つ独特の世界を形成しており、短歌史においても異彩を放っている。「売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき」をはじめ、他では見られない歌がここにはたくさん収録されている。

  • oz さん

    初読。寺山修司(1935-1983)は18歳で中井英夫に見出され、短歌研究誌上に『チェホフ祭』50首を携えて登場。31歳で短歌と袂を分かった。『空には本』は少年の視線から瑞々しく抒情的な歌が多く見られるが、『血と麦』『田園に死す』からは因習と血に呪縛された呪術的な「家」と「母」をめぐる怨嗟と愛憎の歌が展開される。寺山にとっての家とは故郷ひいては国家に連なるコミュニティの最小単位であり、この解体(家出)と固定(愛着)の接続点として「母」があり、「母」は寺山の実際の母を超えたイメージを仮託される存在となった。

  • 恋々 さん

    父に借りたもの。 空いた時間に取り出して、どこかのページを開いて、眺めて。それを繰り返すのに適していると思う。暗くて愚かしくて、時々悲しくなる思いが短歌に詰められている。この世界観を色んな人に知ってもらいたいと思いました

  • hisajun さん

    ☆☆☆★★(再)

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人物・団体紹介

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寺山修司

青森県弘前市生まれ(1935〜1983)。日本の詩人・歌人・劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰。青森高校在学中より俳句、詩に才能を発揮。早稲田大学教育学部に入学(後に中退)した1954(昭和29)年、「チェホフ祭」50首で短歌研究新人賞特選を受賞。歌人、脚本家、演出家、映画監督、写真家、エッセイスト

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