理論社会学の可能性 客観主義から主観主義まで

富永健一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784788509764
ISBN 10 : 4788509768
フォーマット
出版社
発行年月
2006年02月
日本
追加情報
:
22cm,293p

内容詳細

ヴェーバー、デュルケーム、パーソンズ、バーガー、ブルデューら巨星の遺した知恵の蓄積を、検討し、活かし、未来にひらく14の試み。いまの社会学界の中核を担う著者陣による、現在進行形の「理論的探究の現場」への招待。

目次 : 第1部 理論社会学を求めて(理論社会学から見た国民社会―グローバル化のなかでの日本社会と世界社会/ 規範的探求としての理論社会学―内部性と構築性という条件からの展望)/ 第2部 社会システム理論(進化的変動論としてのパーソンズ社会学―不確定性と超越/ 社会システムの脱人間化と脱主観化―社会システムはいかにして世界を認識するか ほか)/ 第3部 政治と社会(近代性をめぐるパーソンズとバウマン―ナチズムと社会主義の解釈/ 国民国家の社会理論―「国家」と「社会」の観点から)/ 第4部 経済と社会(贈与の論理、経済の論理―贈与と経済の分岐点/ 新しい経済社会学―グラノヴェターの「埋め込み」概念を中心にして)/ 第5部 文化と社会(ハビトゥスとしての芸術―ブルデュー芸術社会学の射程/ 儀礼の社会理論―呪術からの解放を超えて ほか)/ 第6部 意味と社会(過去を担う自己と社会―物語とカテゴリーの社会学/ 羅生門問題―エスノメソドロジーの理論的含意)

【著者紹介】
富永健一 : 1931年東京都生。東京大学文学部社会学科卒業。東京大学大学院博士課程単位取得。博士(社会学、東京大学)、(経済学、京都大学)。東京大学名誉教授。社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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富永健一

1931年生まれ。1959年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退(助手就任)。社会学博士、経済学博士。東京大学教授、慶應義塾大学教授、武蔵工業大学教授を経て、現在、東京大学名誉教授、武蔵工業大学名誉教授、日本学士院会員。紫綬褒章受章(1996年)、文化功労者顕彰(2008年)、ほか(本データはこの

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