「力の大真空」が世界史を変える 構図が変化し始めた国際情勢

宮家邦彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569837062
ISBN 10 : 4569837069
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
261p;19

内容詳細

「地政歴史学」でシミュレートした東アジアの近未来。朝鮮半島、南シナ海で、“米中パワーゲーム”勃発!日本は「利害関係ある善意の部外者」として、勝ち組に残る戦略を。

目次 : 第1部 新たな「力の大真空」の時代(「力の大真空」とは何か、なぜそれが重要なのか/ 米中露・三大国パワーゲームの新段階/ 中東で最近生じた「力の大真空」 ほか)/ 第2部 「力の大真空」を地政歴史学的に分析する(地政歴史学とは何か/ 「力の大真空」の歴史的事例/ 二〇世紀前半に起きた「力の大真空」 ほか)/ 第3部 東アジアの「力の大真空」と日本の戦略(朝鮮半島の現状を検証する/ シミュレーション・朝鮮半島を握る者は誰か/ シミュレーション・南シナ海を握る者は誰か ほか)/ エピローグ―日本と米国に「力の大真空」が生じる可能性

【著者紹介】
宮家邦彦 : 1953年神奈川県生まれ。78年東京大学法学部を卒業後、外務省に入省。76〜77年米ミネソタ大学、台湾師範大学、79年カイロ・アメリカン大学、81年米ジョージタウン大学で語学研修。82年7月在イラク大使館二等書記官、86年5月外務大臣秘書官、91年10月在米国大使館一等書記官、98年1月中近東第一課長、同年8月日米安全保障条約課長、2000年9月在中国大使館公使、04年1月在イラク大使館公使、同年7月中東アフリカ局参事官などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    概念は当時においても目新しいものではありませんが、事象を上手くまとめていますので理解しやすい内容だと思います。歴史上の「力の大真空」の紹介はもう少し詳しくしてほしかったです。

  • ランラン さん

    戦後日本は戦争に巻き込まれずに平和を謳歌してきたが、北朝鮮問題という日本近辺で著者でいうところの力の大真空が起こるかもしれない。仮に起こる場合に備えて色々シュミレーションをしながら事態の変化に対応していかなければならない。そのためには日本には安定的な指導者が必要であり外交努力はもちろんのこと諜報機関の充実や軍事的にも行使するしないにかかわらず準備することは考えておかないといけない。

  • marsh さん

    第二次世界大戦後の国際的秩序が崩壊しつつある現状で、新たな国際秩序がどうなって行くのか?米中露の三大国の動きから中東、南シナ海問題を地政歴史学的に分析して説得力があります。特にアレクサンドロス大王亡き後のマケドニアや西ローマ帝国滅亡後の西欧、漢や唐や清王朝滅亡後の中国大陸、レーニン死後のソ連、仏降伏後のインドシナ等々を例に「力の大真空」をパターン化し、中国の影響力拡大と内向きになったアメリカの影響力低下の東アジアで、日本が如何に存在感を発揮していけるのかを考えさせる内容でした。外交戦略が問われます。

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人物・団体紹介

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宮家邦彦

1953年神奈川県生まれ。キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問。東京大学法学部を卒業後、外務省に入省。外務大臣秘書官、在米国大使館一等書記官、中近東第二課長、中近東第一課長、日米安全保障条約課長、在中華人民共和国大使館公使、在イラク大使館公使、中東アフリカ局参事官を歴任。2005年8月外務省を

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