ネット社会の未来像 神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド3

宮台真司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393332443
ISBN 10 : 439333244X
フォーマット
発行年月
2006年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,338p

内容詳細

相次ぐ幼女殺害事件、子どもの安全を名目に進む監視社会、テレビ局を飲み込むIT企業、どこかで響く高笑いの声…。サイバー・ネットワーク社会で、知らぬ間に人の心を操るアーキテクチュラルな権力を読み解く。

【著者紹介】
宮台真司 : 1959年、仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。東京大学教養学部助手、東京外国語大学講師を経て、首都大学東京都市教養学部人文・社会系社会学コース准教授

神保哲生 : 1961年、東京生まれ。15歳で渡米。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修了。AP通信など米国の報道機関の記者を経て、1993年に独立。ビデオジャーナリストとして日米のテレビ局向けのドキュメンタリー制作に携わる。1999年、ニュース専門インターネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」を立ちあげる

東浩紀 : 1971年生まれ。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター教授・主幹研究員。哲学者・批評家

水越伸 : 1963年生まれ。東京大学大学院情報学環助教授。メディア・リテラシーやジャーナリズムを研究

西垣通 : 1948年生まれ。東京大学大学院情報学環教授。情報論やメディア論を研究

池田信夫 : 1953年生まれ。須磨国際学園情報通信研究所研究理事。情報論やメディア論を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 白義 さん

    ライブドアVSフジとかWinnyとか懐かしーい話題ばかりだけど、本書で指摘されるネット・マスメディアの問題点は今でもあまり変わってない。このシリーズ全体に共通するけど、旧い価値観と新しい価値観の間で揺らぐ生活世界をいかに構築するか、という視点が底にある。東回なんかはそこにいやいや動物化と洗練された監視社会は耐えられるのでは、って議論もあってなかなかスリリング。個人的には水越伸のメディアの生態系という概念が面白い。最近読んでる本と上手くすれば繋がりそうだ。基本論点入門用にも使えるよ

  • キョウラン さん

    思想地図も面白かった。 この本は5年前の本だけど日本ってほんと変わらないなあ、この閉塞社会。もっと希望のもてる国にはならないのかな?

  • yamayuuri さん

    熟読。東浩紀を呼んだときの監視社会を人が感受してしまう現状は考えさせられた。その他、NHKやライブドアとフジの問題、ウィニーの問題など、それぞれ面白いが、本当は死にかけているモデルを無理矢理にでも延命させようとする勢力なんて、いつまで持つのかな?

  • MAGASUS藤丸 さん

    東浩紀の話は、彼らのそれも宮台と東と神保の対談で何となく理解できるので、これを中心に読もうと思ったが、相当まともだと思っていた同年代の宮台の唾棄すべき言動が見られ、正直もういいと投了した。

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人物・団体紹介

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宮台真司

1959年宮城県生まれ。社会学者。元東京都立大学教授。東京大学文学部卒(社会学専攻)。1990年数理社会学の著作『権力の予期理論』で社会学博士学位取得。「マル激トーク・オン・ディマンド」、「深掘TV」ほか、ネット番組やラジオ等に多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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