宮台真司 / 速水由紀子 / ホンマ タカシ

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サイファ覚醒せよ! 世界の新解読バイブル

宮台真司 / 速水由紀子 / ホンマ タカシ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480863294
ISBN 10 : 448086329X
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,262p

内容詳細

サイファ。それは「世界はなぜあるのか」を根元的に問う営みのすべてが共通につきあたる、ある種の暗号のことです。サイファを解読することで、あなたは「世界に触れる」ことができます。あなたがここにいることの謎に答える、覚醒のための一冊。―『終わりなき日常を生きろ』待望の完結編。

目次 : 終わりなき日常を生きられない人々へ/ レベル1 「社会の底が抜けている」ことに気づけ/ レベル2 「第四の帰属」がなぜ必要なのか?/ レベル3 自分自身の「聖なるもの」は何か、に覚醒せよ/ レベル4 「サイファ」とは何か?/ レベル5 「サイファ」として生きる

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 踊る猫 さん

    リアルタイムで読んだはずだが覚えておらず、今回読んでみて彼が持つ冷徹な論理性とそれを裏打ちする熱さを感じる(だからこそ「世直し」を夢見るのだろう)。外に向けて常に「ケツ舐め」「田吾作」と罵倒を繰り出す彼だが、実は内にこれほどまでの内省的な理知を備えていることを踏まえると彼の言葉が違って響いてくる。相手となる速水由紀子も自身の体験や意見を繰り出し、結果として双方の噛み合わなさも含めて興味深い1冊となっているように思う。私たちにとっての「この私」こそが特異点となり世界に開かれる……哲学まで踏み込んだ濃い1冊だ

  • 踊る猫 さん

    あらためて冷静に読み返すと、宮台・速水が論じる「世界」の概要をぼく自身が自分のロジックで説明できないことに気づき、「わかったつもり」になっていたのだなと赤面する(イヤミではなく)。当たり前の話をすると、誰も主観から出ることなどできない。特にそれが「『世界』をどう語るか」といった問題の場合、どうしたって「語る」人間の主観を抜きにして話すことなどできないだろう。ならここで語られる「世界」に関しても宮台・速水のバイアスに染まったものであることは明らかで、ならばもっと果敢にバイアスに満ちた「信仰告白」をとも思った

  • はすのこ さん

    この1冊は凡百な新書100冊分よりも濃密な内容である事は確かだ。

  • takeapple さん

    2000年刊行ということは、20年以上前の本であるけれど、内容は今でも十分通じるし、状況は悪くなっている。今では宮台速水の対談本はあり得ないだろうなあ。それはもったいない。ちょっと古めの宮台さんの本を読み返そうと思う。

  • ゆうきなかもと さん

    世界とは何なのか?自分とは何なのか?そんなもんそもそもわからない。だから、すごいんじゃないか!本来はありえない奇跡を我々は生きている。ということに気づけという内容だと理解した。そして宮台真司がすごいやつに感染することを推奨する理由も、やっとわかった。読了後、宮台真司の活動の戦略性と草の根的な地道さに、脱帽。

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