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ISBN 10 : 4065369533
Content Description
あなたは「成年後見制度」という言葉を聞いたことがありますか? もしくは今その制度の利用を勧められていますか?
成年後見制度について、何も調べずに言われるがままに利用してしまうと、もう戻れなくなります。
なぜなら、被後見人が亡くなるまでその制度は外せないからです。
この制度の問題点は年々明るみになっており、2023年12月20日発売ビックコミックオリジナル(1月5日号)(小学館)では、著者の宮内康二氏が取材協力した後見制度の問題を取り上げた漫画連載が開始されたほどです(『れむ a stray cat』)。
「自分の財産を公的な制度管理の元お願いしたい」「親の銀行口座を扱う際につけるように言われた」「ケアマネージャーからつけるように言われた」‥など、あらゆる理由でこの成年後見制度に興味を持ったり、利用したりする人が年々増えています。
しかし、よく調べないで安易に後見人をつけてしまったことで、トラブルにあう人たちが増えており、これからも増加することが予想されます。なぜなら、現在の成年後見制度使用割合率が少なく、その対策として成年後見制度の改正がなされており、団塊の世代の高齢化に伴い成年後見制度を各所で推進するように改正されるからです。
また、成年後見制度のデメリットを知って、任意後見制度を利用したとしても、依頼者の認知状態によっては、数年後に家裁によって成年後見制度に振り替えられた事例もあります。また監督人を必ずつけなければならない、というのもトリッキーで結局は主権が監督人の元となり、任意後見人が実務に関われない可能性もあるとのことです。
本書は後見制度の問題に取り組む「後見の杜」の主催者宮内康二氏が後見の杜に寄せられた事例をもとに、後見制度の問題点を明るみにするだけではなく、後見制度を用いなくてもいい方法を解説ます。
【著者紹介】
宮内康二 : 昭和46年生まれ。早稲田大学卒業、南カリフォルニア大学ジェロントロジー(老人学)大学院修了、ニッセイ基礎研究所研究員、東京大学教員を経て現在は後見制度についての諸相談を請け負う「後見の杜」を主宰。ニュース番組で後見問題について多数コメント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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