「右翼」の戦後史 講談社現代新書

安田浩一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062884297
ISBN 10 : 4062884291
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
280p;18

内容詳細

目次 : 序章 前史―日本右翼の源流/ 第1章 消えゆく戦前右翼/ 第2章 反米から「親米・反共」へ/ 第3章 政治・暴力組織との融合/ 第4章 新右翼の誕生/ 第5章 宗教右派の台頭と日本会議の躍進/ 第6章 ネット右翼の跋扈

【著者紹介】
安田浩一 : 1964年生まれ。静岡県出身。「週刊宝石」記者などを経てノンフィクションライターに。事件・社会問題を主なテーマに執筆活動を続ける。ヘイトスピーチの問題について警鐘を鳴らした『ネットと愛国』(講談社)で2012年、第34回講談社ノンフィクション賞を受賞。2015年、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(「G2」vol.17)で第46回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こばまり さん

    右翼なのに親米とはこれ如何にとか、昭和の任侠映画で時折見かけるヤクザが左翼を蹴散らすシーンの何故、はたまたネトウヨと右翼の距離感等々、様々な疑問が一気に氷解して頭スッキリ。それにつけても日本会議の不気味さよ。

  • TATA さん

    読むのに随分と時間がかかった。戦前から現代までの右翼思想の系譜。思想史というほどの深みはないけれど、その分なぞるように読める。決して右翼思想に傾倒することなく中立の視座から論を述べ、昨今のネット系右翼には辛辣な批判を加える。つい偏った考え方かと思いがちな領域なので体系的に読めたことはよかったと思います。

  • trazom さん

    そもそも、戦前、鬼畜米英・皇道主義一辺倒だった右翼の多くが、今では親米となっているのが逆説的だ。更に、右翼の中に親米と反米、親政府と反政府が混在しているのは、反共なら何でもOKという無節操を象徴している。左翼には、目指すべき社会主義の政治体制があり、マルクスなどの教科書があるが、右翼には具体的な設計図がなかったのだろう。それが今、新右翼は「日本会議」へと統合され、自民党と一体で社会の右傾化を牽引している。改憲ばかりが話題となるが、私には、教育改革や外国人排除などの国粋的な思想の蔓延が、怖ろしくてならない。

  • おさむ さん

    戦前右翼からネトウヨまで、右翼の歴史を詳細にかつわかりやすくまとめた新書。何故戦後の右翼は反米から親米に転換したのか?個人的にはここが一番の疑問点だったが、結局は権力の近場にいることを選んだだけか。自民党もまた右翼を利用した。メンバーの中には左翼からの転向者も多かった。いまは日本会議という草の根の運動で自民党に浸透して、もはや切っても切り離せない関係になっている。日本社会の右傾化が確実に進んでいることを実感させられます。いや、こうしたナショナリズムの高揚は日本に限らず、世界の問題なのかもしれない。

  • とくけんちょ さん

    右翼の流れを知るための教科書。ざっと団体の変遷や主要事件、人物などが非常にわかりやすくまとめられている。そして、現代に近づくにつれ、少しずつ、その特徴であるネトウヨについて掘り下げている。右翼ってだけで、決して一括りにできないってことがわかるだけでも価値ある一冊。

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