ムーンナイト・ダイバー

天童荒太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163903927
ISBN 10 : 4163903925
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
243p;20

内容詳細

海の底から大切な人につながる品物を探せないか


舞台はフクシマ。非合法のダイバーは月光を頼りに人と町をさらった立入禁止の海へ潜降する。鎮魂と生への祈りをこめた新たな代表作。


ダイビングのインストラクターをつとめる舟作は、秘密の依頼者グループの命をうけて、亡父の親友である文平とともに立入禁止の海域で引き揚げを行っていた。光源は月光だけ――ふたりが《光のエリア》と呼ぶ、建屋周辺地域を抜けた先の海底には「あの日」がまだそのまま残されていた。依頼者グループの会が決めたルールにそむき、直接舟作とコンタクトをとった眞部透子は、行方不明者である夫のしていた指輪を探さないでほしいと告げるのだが… 311後のフクシマを舞台に、鎮魂と生への祈りをこめた著者の新たな代表作誕生。


2016年01月23日 発売予定



【著者紹介】
天童荒太 : 1960年愛媛県生まれ。86年「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞、93年『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『家族狩り』で山本周五郎賞、2000年に『永遠の仔』で日本推理作家協会賞、09年に『悼む人』で直木賞受賞。13年に『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    天童荒太は新作が待ち遠しい作家の一人です。数多の作家が東日本大震災をテーマに書いていますが、本作は天童荒太でなければ書かなかった題材だと思います。東日本大震災関連の作品としてはマイベストです。震災は大分風化した感がありますが、こういう佳作が読まれることで胸に刻まれるんでしょうね。また直木賞受賞作『悼む人』に通ずる物を感じました。著者は寡作ですが、次回作には久々の長編を期待しています。

  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。震災から5年たった福島原発近くの街で立ち入り禁止の海に潜り、流された遺品を拾い遺族に返していく主人公。生き残った自分は幸せなのかと苦悩の日々を過ごす毎日。海に潜る度、生きていることを実感する主人公。ものすごく重いテーマで胸が締め付けられる内容でした。

  • まちゃ さん

    「3.11後のフクシマの海」で月夜に非合法の遺品引き揚げを行うダイバー・舟作。非合法と知りつつ彼らに引き揚げを依頼する遺族たち。あの日、身近な人を失った喪失感と自分が生き残ったことへの罪悪感。「生きること」、「人を愛すること」について考えさせる物語でした。3.11のあの日とそれに続く原発事故を忘れないように。

  • 紫 綺 さん

    未だ震災の後処理に悶々とする光のエリア、福島原発。その沖合い、月の光が煌々と照らす海底で、不特定の遺族のため、違法に遺留品を探すダイバー舟作と漁師の文平。死はいつでも傍にある、そして生かされていることに気付く。深として感慨深い一冊。

  • おしゃべりメガネ さん

    う〜ん、さすが天童荒太さん、圧巻でした。ボリュームはさほど多くはないのですが、内容は天童さんの書き綴る独特な世界観が、これでもかというくらい堪能できました。天童ワールドだけに、お世辞にも決して明るいとは言えませんが、普通の作品、作家さんでは読むことのできない作風だなぁとズシッと感じることができます。題材が独特であり、タイトルの意味がなるほどとなるハマり感が絶妙です。震災を扱った作品が少なくない中で、確固たる地位をおさめる貴重な作品であることは疑いようがありません。久しぶりの天童さん作品を堪能できました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

天童荒太

1960(昭和35)年、愛媛県生れ。’86年、「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞。映画の原作、脚本を手がけたのち、’93(平成5)年、『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。’96年、『家族狩り』で山本周五郎賞を受賞。2000年、『永遠の仔』で日本推理作家協会賞を受賞。’09年、『悼

プロフィール詳細へ

天童荒太に関連するトピックス

  • 福島の海に非合法ダイバーが潜降する 立入禁止の海域で引き揚げを行う男。光源は月光だけ。建屋周辺地域を抜けた先の海底には「あの日」がまだそのまま残されてい... HMV&BOOKS online|2016年01月07日 (木) 18:49
    福島の海に非合法ダイバーが潜降する

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品