死刑制度を問う 仏教・浄土真宗の視点から

大谷光真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393334096
ISBN 10 : 4393334094
フォーマット
発行年月
2024年11月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

「殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」日本の刑事司法の問題と倫理に迫る。浄土真宗本願寺派の前門主による、仏教者からの死刑制度論。

目次 : 序論 仏教・浄土真宗と死刑制度―「殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」/ 第1章 死刑制度とその問題点(死刑賛成論と反対論/ 人権について/ 日本の死刑制度の歴史 ほか)/ 第2章 日本の刑事司法の問題点(実態の隠蔽/ 執行責任者の曖昧さ/ 三審制 ほか)/ 第3章 宗教倫理からみた死刑制度(日本の刑罰と宗教の歴史/ 教誨師/ 倫理道徳観から 自己責任論 ほか)/ 付録 資料とその解釈

【著者紹介】
大谷光真 : 1945年京都府生まれ。麻布高等学校卒業、東京大学文学部卒業、龍谷大学大学院修士課程修了、東京大学大学院修士課程修了。77年、浄土真宗本願寺派第24代門主に就任、2014年6月に退任。全日本仏教会会長を3期務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きゅー さん

    死刑制度を支持している世論を形作る人びとが、その実情をよく知らないのでは、という現実に対する問題提起として書かれた一冊。著者は、日本においては「情緒的な死刑制度支持者」が多いのではと問う。日本国内の死刑存置論の主流は、被害者感情やそれに対する同情であるとして、それらは感情であるために論理的反対論は受け付けないという。本書では死刑制度の現実をつぶさに確認しながら、それでもあなたは死刑制度に賛成しますかと問いている。加害者を非難する声は大きいが、被害者を支援しようとする意欲が少ないとこも問題ではないだろうか。

  • Go Extreme さん

    死刑制度:倫理問題 仏教の視点 命の尊厳 国家の権力 懲罰と更生 人権問題 冤罪の危険性 被害者感情 仏教の立場:不殺生戒 悪人正機説 自己省察 親鸞の教え 教誨活動 慈悲の実践 更生の機会 赦しの重要性 社会的影響:報復感情 犯罪抑止力教育と啓蒙 死刑存置論 死刑廃止論 刑罰の目的 更生支援 法的課題:国家の暴力 正義の限界 冤罪の事例 司法制度の欠陥 刑事手続きの透明性 国際人権条約 死刑の撤廃 憲法解釈 倫理的考察:仏教倫理 社会正義 生命の価値 寛容と共生 罪と罰の再考 加害者の救済 道徳的責任

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

大谷光真

1945年京都府生まれ。麻布高等学校卒業、東京大学文学部卒業、龍谷大学大学院修士課程修了、東京大学大学院修士課程修了。77年、浄土真宗本願寺派第24代門主に就任、2014年6月に退任。全日本仏教会会長を3期務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品