長女はなぜ「母の呪文」を消せないのか さびしい母とやさしすぎる娘

大美賀直子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906732951
ISBN 10 : 490673295X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
185p;19

内容詳細

母のその「ひとこと」が娘を縛りつづける!「あなたのために」―母はなぜこうした“呪文”をくり返すのか。違和感に悩む娘がもっと自由に「私らしく」目覚めるためのヒント!

目次 : 第1章 なぜ母は娘に執着するのか(「仲良し母娘」の裏にある葛藤と憎しみ/ 「娘を産んでおいてよかった、将来助かるから」 ほか)/ 第2章 母が子ども時代の娘にかけた「呪文」(赤ちゃんの気持ちに気づける母、気づけない母/ 「基本的信頼感」の乏しさが娘の生きづらさをつくる ほか)/ 第3章 大人の娘を縛りつづける「母の呪文」(「○○ちゃんに比べてお前は…」/ 「目がくりっとしてかわいいね」 ほか)/ 第4章 「母の呪文」から自由になるためのヒント(「認めてほしい」「振り向いてほしい」/ 母は娘の複雑な心を理解できない ほか)

【著者紹介】
大美賀直子 : 栃木県に生まれる。メンタルヘルスの分野を中心に執筆するジャーナリスト、カウンセラー、All About「ストレス」ガイド。1994年、早稲田大学教育学部を卒業し、出版社などで健康分野や女性のライフスタイル等の編集にたずさわった後、独立。精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を持ち、EAPカウンセラー、大学学生相談室カウンセラー、メンタルヘルス研修講師として活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 美登利 さん

    自分もこの呪文に縛り付けられたクチなので、気になって読んだのですが。確かに似た雰囲気はあるけれど、昔は当初言われていた「アダルトチルドレン」にぴたりと当てはまる私には、これまで読んだ本に比べたらピンと来なかった気がします。むしろ今はこの中に出てくるどのタイプの母親に当てはまらない人を探す方が難しいのではないか?過度の期待、束縛、否定。そこから逃れるにはやはり本当に自立しかないと思う。物理的に離れること。具体的にどうしたら良いのかは?はっきり書かれてない。お互いに寄りかかり過ぎないことが一番なんですよね。

  • モルク さん

    母と娘(長女)あるある。最近友人と、自分の人生は母にうまいこと動かされていた気がするだの母は自分ができなかったことを私に押しつけようとしていたとかいう話題が多かったので、丁度タイムリーな感じ。友人も、都会で仕事をしている息子に気を使い彼に何も言えず何でも娘に命令する母と、子供の頃あんなに可愛がられたのに母に無頓着な弟におかんむり。彼女にこの本を勧めてあげよう。私は母と自分をこの本で見たと同時に、自分と娘の関係も考えさせられた。

  • G-dark さん

    アダルトチルドレン、インナーマザーなどの概念が分かりやすいです。この本のタイトルには「長女」とありますが、長女に限った話ではなく、機能不全家族(毒親)によって苦しんでいる人は沢山います。わたしも母との関係性に悩む一人。この本のP178〜P180で紹介されている「三点確保」を心がけながら(三点で支えていれば、どこか一ヶ所の手や足がすべったとしても、ほかの二点で体を支え、安全を確保できる…という登山などではなじみのある言葉だそうです)、一対一で共依存し合うのではなく、いくつもの人間関係を築いていきたいです。

  • yumiusa さん

    【図書館】私の母は自分のできなかったことを、私に期待した。そして私はそれ(成績は常に10番以内、卒業後は、所謂お堅い仕事に就く、結婚し、出産をしても正社員で仕事を続ける)を叶えた。心の隅っこで「これで母に認められるだろう」という期待がなかったといえば、嘘になる。その後色々あってドロップアウトした私は、母親の攻撃の対象となった。エキセントリックに口汚く罵る、その顔は思えば幼い頃に見た、あの顔だった。「母親とわかり合えなくてもいい」この言葉に救われた。わざわざ、母のサンドバッグになることはない。

  • さなごん さん

    大きくまとめてしまうと同一視しないということなのかも。娘に夫の悪口たくさん言ってる。気をつけよ…

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