政治的に無価値なキミたちへ

大田比路

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781621944
ISBN 10 : 4781621945
フォーマット
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
320p;19

内容詳細

世界最高レベルの授業料で大卒資格を買い、労働という苦痛に「やりがい」という神秘的感覚を見出し生きる、キミたちへ。早稲田大学の政治入門講義を書籍化。キミを「政治的存在」にするために、この本は生まれた。

目次 : 価値/ 人権/ 教育/ 労働/ 階級/ 結婚/ 生命/ 秩序/ 刑罰/ 象徴/ 政府/ 国民/ 恐怖

【著者紹介】
大田比路 : 早大法、早大院(修士)、早大政経助手を経て,現在は個人投資家。早大講師(社会科学領域、非常勤)を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まゆまゆ さん

    大学の政治学の講義をまとめた内容。現代政治は人権を巡って議論が行われている。主に個人の自由の最大化と苦痛の最小化を目指しているが、この人権を巡るイデオロギーが対立している状態。多くの日本人は保守主義で、リベラルや共同体主義は少数派。世界の制度との違いを説明しながら、政治によって制度を変えるには、理念を持った個人が集団で行動することだ。

  • ちょこ さん

    早稲田大学で行われた政治学系講義の内容をまとめた本。色々な視点から政治について考えてみようというものである。イデオロギーを大きく分けると4つでアメリカではリベラル、リバタニアン、共同主義、保守がほぼ同じ割合になるが早稲田大学での講義で行ったイデオロギーテストではリバタニアン18%、共同主義13%、リベラル5%、保守64%になったという。アメリカはバランスよく分かれてるのと全然違う結果である。ちなみに私は本書のテストの結果は共同主義だった。自分が何を大切にしどう生きたいのか、衆院選前に再度考えたいと思う。

  • ひでき さん

    ヤバい本に出会ってしまった。 著者の考え方に偏りはあるものの、ある程度日本社会の本質を突いているのではないか。 中学校の公民の教科書にしていいんじゃないか。 というか、このような内容の本を出版できる国もすごいんじゃないかと思う。出版されたとしても、何ら問題ないほど、我々は恐怖に支配されているということだろうか。

  • まろんぬ さん

    少なくともこの国ではこのkindleが売れて、書籍化までできるだけマシ?本当に終わってる国ならこんな思想を国民に持たせる恐れのある本は差し止められて人の目には触れないんじゃないかと思う ただ、日本が終わっているのはこの本があってなおおそらく世界は変わらないこと むしろ変わらないであろうからこそこのような本の出版が可能なのではないかとまで思う あと、政治には明確な「敵」がいて、そいつが国を牛耳ってるようなイメージを持つような内容に読めたが、本当に倒すべきはきっとどうしようもなく複雑怪奇なシステムなのでは

  • HONAMI さん

    面白かった。この先生の講義を大学時代に受けたかったなぁ。

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大田比路

早大法、早大院(修士)、早大政経助手を経て,現在は個人投資家。早大講師(社会科学領域、非常勤)を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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