お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる

大村大次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046017628
ISBN 10 : 4046017627
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
271p;19

内容詳細

元国税調査官が「世界の近代〜現代」にガサ入れ。「お金の流れ」が、歴史をわかりやすくし、そして“複雑”にもする!

目次 : イギリスは、世界の覇権を「お金で買った」/ アメリカの「金」と「ドル」に世界が屈服!/ もう一つの“資源大国”としてのソビエト連邦/ アラブを再興させた“オイル・マネー”の威力/ 敗戦国ドイツ「奇跡の復興」と「苦悩」/ アメリカを脅かす日本、経済力の源泉は?/ 石油利権闘争―アラブ社会の反乱/ “第3の経済勢力”中国の目覚め/ 実は「経済問題」だった東西冷戦の結末/ 「アメリカ復権」と「日本凋落」の密接な関係/ イスラム国の背景を「お金の流れ」から探る/ EU発足!共通通貨・ユーロの野望とは?/ 世界最大の借金大国「米」vs.黒字の貿易大国「中」/ イギリスが仕掛けた世界最大の“経済テロ”

【著者紹介】
大村大次郎 : 元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。別のペンネームでこれまでに30冊を超える著作を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サトシ@朝練ファイト さん

    経済的な流れで近代〜現代をつまびらかにする意欲的な本で、幅広い知識に拍手したい。しかしながら歴史そのものにはやや苦手なのでは?と言う印象を受ける。アメリカの軍事関連費の供与とイギリスのタックス・ヘイブンの話が興味深いです。

  • シュラフ さん

    副題に「「世界の今」が驚くほどよくわかる」とあるが、なるほど現代の世界情勢の背景問題というものがよく分かった。著者のスタンスは、「戦争というものは大概が利権が絡むものであり、純粋な道徳上の大義のみで行われる戦争などほとんどない」ということ。そうした視点で見ると「過去の歴史」も「現代の世界情勢」もよく理解できる。そして「将来どうなるか」についても自分なりの推論が可能である。経済学の重要性というのも分かる。経済問題を軸にして世界情勢を読み解く、という重要な視点を教えてくれた一冊であった。一読をおすすめしたい。

  • こも 旧柏バカ一代 さん

    近代史が凄くわかりやすく書いてあった。中東の事は別の本でも読んでたが先にコッチを読んでおけば良かった。、、、、冷戦時はソ連、アメリカ両国が他国に気を遣って強硬に出れなかったがソ連が崩壊してから傲慢になって行ったか、、、確かにそのあたりから景気が悪いもんな。 あと、イギリスって本当に悪どいな。タックスヘイブンをやってる処は確かにイギリスの自治領だわ。 まぁ元が海賊だもんな、、、

  • りょうみや さん

    著者の歴史本は「お金の流れでわかる世界の歴史」に続く2冊目。経済の視点から歴史を見るコンセプトは同じ。変わらず面白く、学校の教科書も本書のような視点を入れてくれれば学ぶ方も楽しめると思う。特にアメリカやイギリスが覇権のためにこれまで如何にあくどいことをやってきたかが改めてわかる。

  • ダック さん

    着眼点が面白く、なりよりとてもわかりやすかったです。タックスヘイブンに関する記載が印象に残りました。

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大村大次郎

大阪府出身。元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修など幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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