生活保護vsワーキングプア 若者に広がる貧困 PHP新書

大山典宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569697130
ISBN 10 : 4569697135
フォーマット
出版社
発行年月
2008年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,251p

内容詳細

ワーキングプア、ネットカフェ難民…。みんなが生活保護を受けたらどうなるのか。生活保護の専門家が、漠然とした負のイメージに覆われている生活保護の姿を明らかにし、格差是正の処方箋を示す。

【著者紹介】
大山典宏 : 1974年埼玉県生まれ。社会福祉士。立命館大学大学院政策科学研究科修了。埼玉県志木市役所福祉課の生活保護ケースワーカーを経て、現在は埼玉県所沢児童相談所勤務。ボランティアでウェブサイト「生活保護110番」を運営。弁護士や司法書士が開催する電話相談のアドバイザーや、『プチ生活保護のススメ』(大田のりこ著、クラブハウス)の監修を務めるなど、生活保護の専門家として幅広い活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • matfalcon さん

    生活保護(生保:ナマホ。セイホは生命保険)の論点は憲法25条(生存権)ではなく、13条(個人主義)。13条を踏まえたら「親(兄弟、親戚)に頼れ。」とは、福祉事務所は口が裂けても言えない。フタコトメには「自己責任」を持ち出す辛坊治郎@よみうりテレビは2014年、ヨット事故で海保に保護された。彼の「自己責任」はどうなるのか?資産家姉妹が餓死するほど、ナマホ制度が周知されていない、豊中市より愛をこめて。

  • ごへいもち さん

    山積する問題をポンと出されてため息をつくばかり。現役の職員である著者としては希望的に締めるしかないかもしれないが実際の役所はもっと冷たいのでは?

  • 崩紫サロメ さん

    2008年の新書であるが、いろいろと考えさせられる。当時の若者とはロスジェネ世代で、貧困は自己責任とされ、生活保護を受けるという発想はあまりなかった。著者はいくつかのケースを挙げ、自立することを目標とする「入りやすく出やすい」「プチ生活保護」を提唱している。本書の中で印象に残ったのは、生活保護受給を拒絶する「水際作戦」の本当の被害者は若者でも高齢者でもなく、19歳以下の子ども達であると指摘している点(p.134)。この後、「こどもの貧困」という問題が深刻な問題として可視化していく。

  • ユズル さん

    生活保護もワーキングプアもちょっとの差、と私は常に思っていたし、本書もあまりきっぱりとした比較はされていませんでした。北九州市の事件はテレビで観て知っていましたが、より詳しい事情が掲載されていて考えさせられました。ただ、世の中には『精神が不安定』という理由で申請が通り生活保護を受けていても、パチンコ屋に通う人も居る。やりきれないと思うこともあります。

  • とうゆ さん

    若者を大切にしない国に未来はあるのだろうか。この本が書かれたのは2008年、7年後の現在、生活保護は増え続け、世間からのバッシングはより苛烈になっている。

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