誰のためのテレワーク? 近未来社会の働き方と法

大内伸哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750352039
ISBN 10 : 4750352039
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
249p;19

内容詳細

コロナ禍でテレワークが進んだが、これは単に働く場所が変わることだけを意味するのではない。移動しないで働くことは、これまでの働き方の本質に影響するものである。それは私たちの生活、さらには社会をも変えることになる―。

目次 : プロローグ ある編集者の悩みと決断/ 序章 テレワークとは何か/ 第1章 働く側からみたテレワーク/ 第2章 企業からみたテレワーク/ 第3章 フリーワーカーにとってのテレワーク/ 第4章 社会にとってのテレワーク/ 終章 近未来の働き方に向かって

【著者紹介】
大内伸哉 : 1963年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(博士(法学))。神戸大学法学部助教授を経て、神戸大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ねお さん

    コロナ禍ですっかり定着したテレワークだが、実はコロナ禍以前にも東日本大震災を受けてBCP(事業継続性計画)の観点から重要な経営戦略として位置付けられ2013年から政府がテレワーク政策を推進していた。しかし東京五輪の混雑緩和のための「テレワーク・デイズ」を予行練習として2017年から実施してきたものの、テレワークの普及はなかなか進まなかった(2019年テレワーク人口実態調査でテレワーク導入率は19.6%)。その理由が「テレワークに適した仕事がないから」(74.7%)。にもかかわらず、今ではすっかりテレワーク

  • izw さん

    テレワークが推進されるようになって久しいが、なかなか普及しなかったところに、コロナ禍で一気に広まった。始まってみるとこの傾向が続く会社、業種も多くなる。そうなると、雇用型テレワークから自営型に移り、フリーワーカーが増えてくるという近未来の姿が描かれている。それと同時にDXも進み、AIも広まり人間がやっていた仕事を肩代わりするようになる。その中で、人間はどのような働き方をするようになるのか、するべきかについて論じられている。如何にもありそうな近未来で、自分でもどうするとよいかを考えながら読み進めた。

  • スプリント さん

    テレワークの良いところ、必要性について解説しているが、抱えている問題点、解決しなければならない点にはまったく触れておらず、バラ色の未来だけを意図的に感じさせようとしている点が強い。

  • Go Extreme さん

    テレワークとは: 基本 阻害する働き方・働かせ方 働く側からみたTW: 雇用型TWの魅力 監視とプライバシー 社員の安全を守るTW 企業からみたTW: オフィスのバーチャル化 労働時間の管理 TWと健康 技能の承継 フリーワーカーにとってのTW: 会社員は消えていく セーフティネットの格差 フリーワーカーへの支援 自立を支える公助と共助 社会にとってのTW: 少子高齢社会とTW 地域社会とTW デジタルプラットフォームの効用と危険性 デジタル社会の落とし穴 近未来の働き方に向かって

  • 黒とかげ さん

    うーん。テレワークもコロナ下でのあだ花だったなぁ。今では反動が来ている。いつか一般化する日が来るのだろうか……。

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