中国残留日本人 「棄民」の経過と、帰国後の苦難

大久保真紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784874983652
ISBN 10 : 4874983650
フォーマット
出版社
発行年月
2006年06月
日本
追加情報
:
20cm,350p

内容詳細

敗戦により「満州」に置き去りにされ、中国に残らざるを得なかった残留婦人・孤児たち。やっとの思いで祖国に帰るも…。「国家」に翻弄される人々に寄り添い、苦難の人生を見つめ続けた新聞記者が綴るドキュメント。

【著者紹介】
大久保真紀 : 朝日新聞記者。1963年福岡県生まれ。国際基督教大学卒業。87年朝日新聞社に入社。盛岡、静岡支局を経て、東京本社社会部、くらし編集部、西部本社社会部などに在籍。2002年4月から編集委員を務め、06年4月から鹿児島総局次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mealla0v0 さん

    中国残留日本人についてほとんど知らないので勉強のために読んだが、なんという悲惨さたるや。国策で満州へ移民として渡ったものの、敗戦を機に日本国家に見捨てられた者達。日本語もできない者も多いというが、「祖国・日本」への帰国を目指す残留日本人。かれらは帰国を支援されず、帰って来てもバッシングを受けるさえする。おまけに強制退去の命令が下り、悲惨も悲惨。理解もなければ法的権利すらない。まるでホモ・サケル。どこに言ってもかれらは生きることは難しい。本当に根深い問題だと思う。

  • coconatsu さん

    残留日本人を生んだのも、戦争を始めたのも全ては国なのに、私に想像もできないような壮絶な暮らしを経て母国に帰ってきた人たちに対して、国の対応はあまりにも冷たくて失礼。本来なら永住許可うんぬんの前に国が謝罪するべき人たちのはず。中国の農家で極寒の中食べ物も着るものも何もなくて、それでも家族に会うためだけに必死に生きて帰って来た人たちをただただ尊敬した。

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