新・餓狼伝 巻ノ3 武神伝説編 FUTABA NOVELS

夢枕獏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575007985
ISBN 10 : 4575007986
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
231p;18

内容詳細

函館で松尾象山は天才的なバランス感覚をもつ青年と出会う。一瞬でこの漢・京野京介に魅了された象山は、京野の師である磯村露風とともに、暴力団に拉致され暴行を受けていた京野を救い出した。時を経て、ボクシングのプロテストで京野はアマチュアの金メダリストをぶち破る。試合後に露風は、京野らと格闘技の「世界征服」を目指すと宣言した。露風はさらに、丹波文七を「ヤマト商店」なる場所へ招いた。そこは八年前、文七が梶原年雄と闘い敗れた因縁の場所だった―。

【著者紹介】
夢枕獏 : 1951年神奈川県生まれ。77年、SF文芸誌『奇想天外』にて「カエルの死」でデビュー。89年『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。2011年から12年にかけて『大江戸釣客伝』で第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、第46回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    ああ、また仕込みに入ってしまったか。5年前の前巻では文七VSカイザー武藤・巽真VS堤城平の試合。ことに堤城平の闘いが血をたぎらせただけに、趣向を凝らした今回のゲームもどきの闘いが、早くリアルファイトとなることを望む。松尾象山の愛嬌に負けない飄々とした磯村露風。二人の会話に妙な可笑しみを感じてしまう。巻末で意味有りげに登場した姫川勉の父・源三と土方元、願わくば著者後書き通り刊行のスピードアップを。『飢狼伝』1巻の刊行は31年前の1985年。未だ追い続ける数少ない同好の読み友さんの感想に救われる想い。(^^ゞ

  • ntahima さん

    【市図書40】単作としては凡庸。いつものように徒に登場人物が増殖していく。グリコ森永事件の翌年、タイガースが21年ぶりに優勝を決めた年(1985)に始まり30年にもなる超大河小説。但、物語の中の時間ではまだ2年にも満たないらしい。ということは、舞台は1987年の日本ということになるのだが、何気に現在の風俗も反映されている。これは登場人がいっこうに年を取らないのにオリンピックイヤーが何度も廻って来る『こち亀』と同じ時の流れだ。ブラックホールか?全17冊。死ぬまでに一度読み直したいのでそろそろ終わってほしい。

  • miroku さん

    どこまでも広がり、どこまでも続く。もはや、これはこれで良いのかもしれない。

  • ぽかちゅう48 さん

    しつこいくらい連チャンでハマっいる餓狼伝シリーズ。今回は格闘シーンよりも松尾象山と磯村露風の飄々としながらの探りあいの会話を楽しみました。途中ひょんな事から休戦して組み、拳銃相手に大立ち回りをやらかすなどと色んな角度があり大満足です♪他のキャラの格闘シーンもあるので両方から楽しめました。…でも二人とも…拳銃相手にやらかすのは…無茶が過ぎます(笑)

  • 外道皇帝 さん

    5年ぶりのシリーズ新刊。新キャラ投入で、終わらせる気まったくなしの展開が始まりましたね。もうどんどんと強キャラが出てきて丹波文七の立場はどうなってしまうのか心配ですよ。とはいえ、強敵がいないと物語は盛り上がらないし。今回は格闘シーンよりも松尾象山と磯村露風の掛け合い漫才が緊迫感がありながらも読んでいて楽しかった。

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夢枕獏

1951年生まれ。77年、「カエルの死」で作家デビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、89年に第10回日本SF大賞を受賞。『神々の山嶺』で、98年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。2017年に第65回菊池寛賞を受賞。18年に紫綬褒章を受章

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