基本情報
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内容詳細
ことわざの世界は深い。同工異曲の「ことわざ」は外国にも多いし、しかもそれらのほとんどが庶民の知恵、語り伝えられた生活の英知だ。生半可な思想なんかに負けないしぶとさと、一見矛盾することをも呑み込んでしまう柔軟さがある。少しばかり言いにくいことを伝えるときや決定に迷ったとき、わたしたちはことわざの力を借りるではないか。「急がばまわれ」「目くそ、鼻くそを笑う」「人の噂も七十五日」…、おなじみのことわざを挙げ、語句の選びかたや表現を分析し、同意味の英語の言い回しと比較し、ことばに浮き彫りにされる人間の普遍的なこころをさぐる。
目次 : 転石、苔を生ぜず/ 隣の花は赤い/ 夜目遠目傘の内/ 三尺下がって師の影を踏まず/ 急がばまわれ/ 船頭多くして船、山に登る/ 灯台もと暗し/ 娘は棚に上げ嫁は掃きだめからもらえ/ 鶏口となるも牛後となるなかれ/ 話半分腹八分〔ほか〕
【著者紹介】
外山滋比古 : 1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。『英語青年』編集長を経て、東京教育大学、お茶の水女子大学などで教鞭を執る。お茶の水女子大学名誉教授。専攻の英文学に始まり、テクスト、レトリック、エディターシップ、思考、日本語論の分野で、独創的な仕事を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヘラジカ さん
読了日:2014/03/29
torami さん
読了日:2018/05/19
壱萬弐仟縁 さん
読了日:2012/11/30
snakedoctorK さん
読了日:2011/04/25
愛奈 穂佳(あいだ ほのか) さん
読了日:2015/09/17
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人物・団体紹介
外山滋比古
1923‐2020年。愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論やエッセイを執筆した。40年以上にわたり学生、ビ
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