作戦司令部の意思決定 米軍「統合ドクトリン」で勝利する

堂下哲郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784890633777
ISBN 10 : 4890633774
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;22

内容詳細

熾烈な実戦を通じて磨き上げた米軍の「統合ドクトリン」は、複雑な軍事作戦を立案するうえで不可欠なものとして世界の政軍関係者が認識している。「ウォーゲーム」「バトルリズム」「レッドチーム」など新たな手法を取り入れて進化する「意思決定のプロセス」は、軍事のみならずビジネス界においても活用できる。海上自衛隊の艦隊司令部や米中央軍司令部をはじめとする統合作戦の現場で数々の計画と実行を経験した著者が勝利のためのノウハウを詳解!

目次 : 第1章 作戦、作戦術とは何か/ 第2章 初期的な作戦アプローチを導く/ 第3章 作戦アプローチを完成させる/ 第4章 作戦計画を完成させる/ 第5章 作戦を実行する/ 第6章 意思決定を阻害する「落とし穴」

【著者紹介】
堂下哲郎 : 1982年防衛大学校卒業。護衛艦はるゆき艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等として海上勤務。陸上勤務として内閣危機管理室出向、米中央軍司令部先任連絡官、海幕運用2班長、統幕防衛課長、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を経て2016年退官(海将)。米ジョージタウン大学公共政策論修士。現在、日本生命保険相互会社顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 蟹 さん

    サブタイトルどおり、米軍JOPPの解説が中心。取り上げられている事例はフォークランド、湾岸、イラク戦争が中心。JPは頻繁に変わるため、最新の記述に合っているかは微妙だが、解説の切り口が分かりやすい。ただ、これを経営戦略にがっつり応用する人はいるんだろうか…部分的には役に立つところもあると思うけれども。あと非軍事分野への注目など、米軍のイラク・アフガンの教訓の反映がかなり目立つ。どこまで一般化できるものなのか。

  • takao さん

    ふむ

  • マイケル・タクマ・ヤン さん

    昨日と今日、2回読んだ。元海将がアメリカ軍の「統合ドクトリン」を解説している。命を張り、国家の存亡をかけた戦争が計画され実行するための「標準化した意思決定プロセス」に関する本。 これを実践すればよいわけではなく、これがベースとなり、決定者の決定の質を上げる。これを学んで実践するのではなく、実践し己を磨き上げていくものなのだろう。知るだけでも大変なのに道具として使うには、なお困難。だからこそ使うものには豊かな知識と経験が求められるのだろう。軍事には疎いが非常に興味深く読めた本。

  • 泥岳 さん

    米軍統合軍司令部の思考過程を説明したもの。幹部自衛官でないと読解出来ないのではないだろうか。初級幹部は一読して欲しい。

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堂下哲郎

1982年防衛大学校卒業。護衛艦はるゆき艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等として海上勤務。陸上勤務として内閣危機管理室出向、米中央軍司令部先任連絡官、海幕運用2班長、統幕防衛課長、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を

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