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もう会えない人を思う夜に大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと

坂口幸弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799330982
ISBN 10 : 4799330985
Format
Books
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

老親の死に「大往生だね」、伴侶の死に「がんばって」「いつまでも悲しんじゃダメ」と言われたとしても―悲しいだけ、悲しんでいい。そして、再び歩き出すためのヒント。734の体験知から紡がれた喪失から再生への28の知恵。

目次 : 第1章 悲しみのうずのなかで(とにかく今日を生きる―自分のペースでゆっくりと/ 悲しみは人それぞれ―悲しみとの向き合い方に正解はない ほか)/ 第2章 こころをみつめる(悲しいのは自分だけではない―知識や情報を増やしてみる/ 自分の気持ちを話してみて―言葉にすると見えてくるものがある ほか)/ 第3章 まわりをみわたす(お言葉に甘えてみませんか?―遠慮しないで厚意を受けとる/ みんなあなたを大切に思っている―自分から「助けて」「手伝って」と言ってみる ほか)/ 第4章 明日をむかえる(亡き人は戻ってこない―「悲しいけれどもういない」という現実を見つめる/ あなたはあなたの一番の味方―自分の信じる道を選ぶ ほか)/ 第5章 会えない人とともに(亡き人に思いをはせて―かけがえのない思い出にひたる時間をもつ/ つながり直しの旅路に出よう―想いを寄せる場所をもつ ほか)

【著者紹介】
坂口幸弘 : 関西学院大学悲嘆と死別の研究センターセンター長。同大学人間福祉学部人間科学科教授。専門は臨床死生学、悲嘆学。30年近くにわたり、死別後の悲嘆とグリーフケアについて研究・教育にたずさわる一方、ホスピスや葬儀社、保健所、市民団体などと連携し活動してきた

赤田ちづる : 関西学院大学悲嘆と死別の研究センター客員研究員。上智大学グリーフケア研究所、関西学院大学大学院人間福祉研究科で学んだのち現職。研究のかたわら、主に関西を拠点として、グリーフケアの実践活動や支援者の養成に広く取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • メタボン

    ☆☆☆ 大切な人との死別。想像するだにつらいことだと思う。思い詰めがちだが、亡き人を想いながら自分が生きることを大事にしていきたい。「とにかく今日を生きる」「後悔は大切に思っていた証」「小さな目標に向かって歩き始める」「だれかのためにできることを考える」「かけがえのない思い出にひたる時間を持つ、思い出の場所を訪れる」「頑張りすぎずに自分に優しく」

  • ゆう

    後悔や罪悪感は、自分がその人を大切に思っていた証。無理に消そうとする必要はなく、むしろ大切に扱うことで、その人がいない世界を新たに生き直すための指針になる。それこそ、亡くなった人が生きた意味のひとつかもしれない。悼むことは、亡くなった人に新たな生命を与える行為なのかもしれない。身体はなくなっても、その人が生きていた時間は消えるものではない。思い出や感情の中でも関係性は続く。どうかこれからもいっしょにいてほしい。読みながらそんなことを思っていた。

  • クマシカ

    死別の悲しみとの向かい合い方にフォーカスした本。いろいろなヒントがあるけれど、やはり喪った人との関係性やその時の自身の年齢などによって感じ方や悲しみ方が違うので、ヒント自体を受け入れるのも難しいと思う。死別に関する本を読むという事実自体が悲しく辛い人もいる。少し光が見えてきた、落ち着いてきた、そういうタイミングで読み始める本かな。亡くなった人をいつまでも想うこと、その人について語ることが当たり前とされてほしい。悲しむだけですぐにメンタル弱いとか構ってちゃんとか批判的にとらえられる社会は生きづらい。

  • ルシ猫

    "大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと" 悲しみをどう乗り越えたらいいかわからず苦しくて手に取った一冊。 状況は違えど救われる言葉がいくつもあったので書きとめて、何度も読み返しては救われている日々。

  • こみゅあ

    最愛の人やペットとの別れの直後は、悲しみが大きすぎて、周りの声も景色も心に届かず、世界が止まってしまったように感じます。けれど、ゆっくりと時間が流れ、心がほんの少し動きはじめたときに、この本の言葉がそっと寄り添ってくれるようになると思います。悲しみの受け止め方は本当に人それぞれで、だからこそ難しい……

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