現代中国の軍事制度 国防費・軍事費をめぐる党・政・軍関係 現代中国地域研究叢書

土屋貴裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326349012
ISBN 10 : 4326349018
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
233p;22

内容詳細

中国では、なぜ軍が党から離反することはないのか。資料的制約によって「ブラックボックス」とされてきた中国の国防費・軍事費に関して、これまで取り上げられてこなかった軍事制度、軍事財務・軍事審計に焦点を当て、制度の変遷および改訂・変更箇所を分析。

目次 : 現代中国の政治・経済と軍制/ 第1部 中国の党・政・軍関係の特徴(中国における党・政・軍関係―「党の軍に対する絶対領導」/ 中国の軍令と軍事専門職業化―軍隊の指揮命令に関する規定/ 中国の軍政と工作条例の変遷―政治と財務の視点から)/ 第2部 中国の国防費・軍事費の解明(中国の公表国防費と軍事経費―「軍事財務」体系に基づく定義と範囲の特定/ 中国人民解放軍の予算内経費―軍の予算管理に関する規定とその変遷/ 中国人民解放軍の予算外経費―軍によるビジネス・経済活動)/ 第3部 国防費・軍事費をめぐる党・政・軍関係(中国の軍事費予算・決算制度―予算編成・決算サイクルと決定過程/ 中国の軍事会計(審計)制度―人民解放軍審計署の役割を中心に)/ 軍事制度からみた中国の党・政・軍関係

【著者紹介】
土屋貴裕 : 慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。安全保障学博士。慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科卒業。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。防衛大学校総合安全保障研究科後期課程卒業。専攻は地域研究(中国、東アジア)、国際関係論、安全保障学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    党の軍隊である人民解放軍の特異性がよく伝わる一冊です。政治将校や財務による統制の話は興味を持ちました。知らない分野ですので読むのに時間がかかりましたが、読んでみて良かったです。

  • rineoskiss さん

    党による軍の領導(中国版シビリアンコントロール)を制度的に分析してる。政治将校制度とか財務制度の話がメイン。党による領導の正当性確保の道具としての国家の利用とか

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人物・団体紹介

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土屋貴裕

東京国立博物館絵画・彫刻室長。「国宝 鳥獣戯画のすべて」(東京国立博物館、2021年)、「やまと絵 受け継がれる王朝の美」(東京国立博物館、2023年)等の特別展を担当

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