休み時間の過ごし方 地方公立中学校における文化とアイデンティティをめぐるエスノグラフィー フリントブックス

團康晃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784991116094
ISBN 10 : 4991116090
フォーマット
出版社
発行年月
2025年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
團康晃 ,  
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

文化とアイデンティティが織りなす休み時間へ。

「調査者」として地方公立中学校に通い、生徒たちとともに日々を過ごした著者によるエスノグラフィー。

何気なく学校に居ること、特に授業ではなくその隙間である休憩時間、「休み時間」の経験がいかなるものなのか調査することを通して、学校に居ることの意味を問い、外の文化が学校の内側にどう持ち込まれているのか、学校の中でどのように文化やアイデンティティが育まれているかを明らかにする一冊。

学校という制度が人びとにもたらしている多種多様な経験の中で、これまで光をあてられてこなかった休み時間に光をあてる。

著者が2020年に東京大学大学院学際情報学府に提出した博士論文(『休み時間の社会学:相互行為、成員性、メディア』)をもとに、著者がどのようにフィールドに入り、生徒たちと関係性を築きながら休み時間を研究していったのかを辿る「体験記」として再構成。学校現場に携わる関係者だけでなく、学校という場所に関心がある人、研究アプローチに関心がある人へも薦めたい一冊。

(大阪経済大学研究叢書98冊)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • natsumi さん

    図書館本。実際に中学校に通うというなかなか面白いフィールドワーク。スクールカーストの話ってだいぶその言葉自体に引っ張られる感があって、日本の公立中学の雰囲気だったらやっぱり「グループ」としてとらえるところに戻るのはしっくりくるなーと思った。研究デザインとしての文化の違いは良くも悪くも気になったところ。心理学の領域で参与観察法をやるとしたらだいぶ違う毛色になるだろうから…。研究者自身が変数としての影響力を調整しながらやっていくところとかなるほど社会学…!ってなりました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品