映像とは何だろうか テレビ制作者の挑戦 岩波新書

吉田直哉(演出家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004308423
ISBN 10 : 4004308429
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,230p

内容詳細

ドキュメンタリーで社会の現実を、ドラマで虚構の物語を映像化する際、何が壁となり、どんな冒険に挑んだか。NHKのディレクターとして斬新な番組づくりを重ねた著者が、映像表現の可能性と重層性、危うさを語る。

【著者紹介】
吉田直哉 : 1931年東京に生まれる。1953年東京大学文学部西洋哲学科卒業、NHK入局。ディレクターとして、本書でとり上げられているドキュメンタリー・シリーズ「日本の素顔」『新興宗教をみる』(1957年)、同『日本人と次郎長』(1958年)、同『隠れキリシタン』(1959年)、「東南アジアをゆく」(1960年)、『日本の文様』(1962年)、『TOKYO』(1963年)、大河ドラマ『太閤記』(1965年)、同『源義経』(1966年)、ドキュメンタリー・シリーズ「海外取材・明治百年」(1968年)、同「未来への遺産」(1974‐75年)、同「21世紀は警告する」(1984‐85年)、「ミツコ―二つの世紀末」(1987年)などを制作。芸術選奨文部大臣賞、日本記者クラブ賞などを受賞。専務理事待遇ディレクターを経て退職後、1990‐98年、武蔵野美術大学映像学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんこい さん

    再読。ヤクザ、隠れキリシタン、大河ドラマといった番組制作にまつわる面白いエピソードの数々もさることながら、映像を使って何ができるか、映像が何をもたらすかをこれだけ考えながら番組を作っていた人もあまりいないだろう。まあ、そもそもテレビ番組を作る人は文章なんか書かないか?

  • 南註亭 さん

    圧巻は冒頭の第1章、創価学会第2代会長戸田城聖の知られざる一面が描かれています。1957年、場所は創価学会本部でのできごとです。 1〜8章まではドキュメンタリー番組、9〜11章はドラマ、12〜16章はドキュメンタリー番組についての記述です。 新宗教、やくざ、隠れキリシタン、インド、行方不明人、明治百年、未来への遺産、廃墟とヒトラー、クーデンホーフ・光子、等、さまざまな対象に向き合った番組作りについて、驚くことばかりが綴られています。 オススメ度は、☆☆☆☆☆ 5つ。 ぜひ読んでもらいたい1冊です

  • shushu さん

    shushu 2ch高橋幸治スレで紹介されていたので読みました。TV創世記、手探りでテレビ表現の可能性を探り続けた方なんですね。撮影前に結論づけるのではなく、撮影が未知の世界を知ることり考えることだった時代。賭場、隠れキリシタンの信仰を守った人たち、驚き。大河ドラマ「太閤記」のキャスティング、嘆願のため本能寺の回を2か月遅れにした、時代もおおらかだったんだな、溜息。それにしても「太閤記」が見られない。消しちゃったNHK、大馬鹿だ。

  • kyoko さん

    カメラとは考える道具である。何よりも、一番印象にのこった言葉。

  • takao さん

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品