東京市立図書館物語 戦前の市立図書館網計画をめぐる夢と現実

吉田昭子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784820424017
ISBN 10 : 4820424017
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
追加情報
:
234p;21

内容詳細

博士論文(「東京市立図書館の成立と変遷:設立論議から黄金期まで」2020年7月 慶應義塾大学大学院文学研究科博士論文)を元に加筆修正を加えたもの。
「はじめに」より
本書は明治末から昭和初期における東京市立図書館の成長と繁栄,衰退の足跡を東京都公文書館等に残る原資料から実証的にたどった。その背景となる東京の状況と図書館の変化を対照させ,図書館活動の変化とその要因を歴史的に解明することをねらいとしている。公共図書館は社会教育機関であると同時に行政の一機関であるという観点に立ち,公共図書館の経営史的な視点から東京市と東京市立図書館の関係に注目した。本書が図書館史だけでなく,日本の近現代史や都市東京の発達史等,さらに広範囲な分野に関心のある方に読んでいただき,近現代の図書館について,より深く知っていただく端緒になればと願っている。

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読書メーターレビュー

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  • 軍縮地球市民shinshin さん

    「物語」とあって気軽に買ったのだが、中身は著者の博士論文だった。完全に学術書。東京都立図書館の前身である東京市立図書館の建設と衰退を一次史料に即して解明した本で、かなり読みごたえがある。首都東京の公共図書館建設は他地域と比較してかなり遅れていた。開館したのは明治41年、1908年のことで東京市立日比谷図書館が第1号である。日比谷を皮切りに両国図書館、中和図書館、一橋図書館、深川図書館などが相次いで開館し、19館体制となる。当初はそれぞれ独立していたが、日比谷図書館に館頭という役職を新設し各館の館長の上位職

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